こむこむに行ってきました。
先週オープンした「子供の夢を育む施設 こむこむ」に行ってきました。嫁さんと子供たちは金曜日から3連続。今日は嫁さん+婆ちゃん+子供2人はバスで、私は自転車ででかけました。(バス代がもったいないのと、私の自転車のほうがバスより早いので^^;) 子供の夢を~という場所だけあって? 小学生以下の子供と一緒の家族連れで混雑していました。 新しいもの見たさという要素も加わって?それに子供の夏休みにあわせてのオープンだけあって、しばらくはこの混雑が続きそうです。 しかし、子供が楽しめる場所かどうか?というと??? 今日出かけたのはオープニングイベントの「ASIMO」のショーを見るため。常設の人気施設であるプラネタリウムは混雑しているようなので今日は諦めました、というよりしばらくすれば飽きてきて入場者数も激減するでしょうから。大規模な公的施設の管理を経験してきた私としては、どうしても施設の安全面が気になって仕方がありませんでした。とにかく最近の流行なんでしょうか?ガラス面が多くて、これはデザイン的には良くても、環境面や安全性から考えると私としては?です。こむこむもガラスが多くて、施設内に入ると、1階はまだ冷房が効いているのですが、吹き抜けの4階は見事に熱がこもっていました。(スタッフ用にスポットクーラーが置いてありましたが、それでも駄目ならしく、屋外に抜ける自動ドアを全開にして換気???その効果が見られないのは、天井までガラスにしているから、冷えた空気が下に行ってもそれ以上に熱が進入してきているのでしょう。これが冬になったら一転して1階は暖まらないのに、4階は暑くて仕方が無い(冬の暖房熱が全部上に上がるでしょう)そんなことが容易に推測できます。温度対策よりも危険対策を早急に行わなければならないところが多かったですね。施設内に入って気が付くのはありとあらゆるところに赤いロープスタンドが張り巡らされていること。階段の手すり、各フロアから吹き抜けを見下ろせる場所。落下防止のためだと思うのですが、子供のための施設ということからなのか?仕切りの高さを低くしたため、万が一手すりに登ると、確実に仕切りから転落する可能性がありそうです。これは完全に設計ミスですね。子供のための施設としての配慮がなさ過ぎです。 同じことは4階の屋外テラスでも見受けられました。すでにトラロープを張ってありましたが、ここも柵の高さが低い、それだけではなく手すりに隙間があって、子供が登ったら・・・怖い怖い。 今はオープニングに対応するためにスタッフがたくさんいるので、危険なところで遊んでいる子供がいれば、すぐに対応できるでしょうが、これが平常に戻ったときまでには、危険箇所について早く対応しないと。児童文化センターからこむこむへと生まれ変わったわけですが、児童文化センターに比べて足りなくなったものがあるような気がします。それは地元地域の昔や、この地域の特徴を紹介してくれる展示物。 こむこむの中にあった教室や展示は、いかにも他の地域でも同じような施設を作った実績をもつJVが手がけたと思われるものばかり。 このままだとこむこむ=>郡山市のビッグアイと同じようになってしまうでしょう。プラネタリウムの規模を考えたら私はビッグアイに見に行きたいと思うなぁ。どうして福島と郡山の駅前にプラネタリウムを作るのか?役人の感覚を疑ってしまいます。さて、この夏休みが終わり、9月10月にどうなっているのか? オープンが盛況だったことを示すために?施設入口や図書館入口などで目つきの悪いアルバイトが入場者数を数えていましたけれど(もうちょっとそういった目線を気にして欲しいんですけどね)オープン1ヶ月だけだったりして^^;オープンが目的ではなく、「常に喜ばれる良い施設であるためにはどうすればいいのか?」を考えていかなければならないと思うんだけれど・・・