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カテゴリ:家族の話
自宅にある金木犀も、会社の正門にある金木犀もいい香りを漂わせています。 ちょっと前までは「きんもくせいの香り」というとトイレの消臭芳香剤のイメージが強かったのですが、本物の金木犀はやわらかな甘い香りでなんともいえませんね。 これで多少心が休まれば・・・しっかし現実はシビアなんだよなぁ。
自分の時間軸だけでは気がつかない、いろいろなものが進んでいることを感じる出来事がありました。 先週の土曜日、3番目の子の幼稚園の運動会の日でしたが、上の子二人はアパートで留守番をすることになりました。 本当だったら家族総出で運動会を応援するつもりでいたのですが、宿題が終わっていない2番目、JRのダイヤ改正で新幹線のE1系が最終運転となるために、ライブカメラでその最後の勇姿を見ていたい一番上、この二人が留守番で残ることに。 昼食のお弁当も当然準備していたのですが、留守番の二人用には残り物だけ。アパートと幼稚園の距離も近いので、お昼前に幼稚園を抜けてお弁当をアパートに届けようと思っていました。 ところが運動会のプログラムが順調に進まずに、昼食タイムになったのが12時過ぎ。頑張った三番目と一緒にお弁当を食べてからアパートに戻ったら1時近くになってしまいました。 炊飯器にはご飯もあるし、パンもあったから大丈夫だろうと思っていましたが、育ち盛り食べ盛りの二人は準備してあったものだけでは足りず、どうやらカップラーメンを食べていたようです。それもポットのお湯が足りずにやかんでお湯を初めて沸かしたけど、熱くならなかったので失敗したと。 留守番するときに「火は充分に注意するんだよ」と言って出かけていましたが、まさかお湯を沸かしているとは思いもしませんでした。家庭内で息子がやかんでお湯を沸かす行為を目にしたことがありませんでしたので。 おなかがすいたらカップラーメンを食べればいいと気がついたこと、そしてお湯が足りなかったら沸かせばいいということ、当たり前なのですが、きちんと教えたことはなかったんですよね。それでも困ったら自分で考えて行動できるようになっていたことに感心しました。 この二人が小学校低学年と幼稚園だったとき、私と3人で仙台まで電車を見に行ったことがありました。そのとき、二人を電車の席に残して私が飲み物を買うために離れたことがあったのですが、残された二人は不安で電車を降りて駅員さんの前で泣いていました。その時に「あぁ、まだ親離れさせる訓練をしていなかったなぁ」と感じていたのですが、社会で覚えることは沢山あるんですね。 つい最近まで、息子には自分のお小遣いで買い物をするという経験が無かったのですが、最近は一緒に出かけても、ジュースを買うにしても自分の財布からだそうとしますので、成長したんだろうなぁ。(買い物の計算がきちんとできているかが心配なのは親ばかですね) 子どもは「教えられて成長する」部分もあるけれど、「自ら覚えて成長する」部分がどんどん増えてくるんでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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