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テーマ:原爆の日によせて(43)
カテゴリ:自分を見つめて
今日も朝から猛暑の予感日の出とともに目覚めてもすでに温度計は28℃を超えています庭では激しく響いている蝉しぐれ。
夏休みということもあり、早朝から公民館の広場は子供たちで賑やかです 70年前の今日もこんな朝だったのでしょうか。今年もまた巡ってきました『原爆投下の日』・・・広島に原爆が投下されてから既に70年が経ったのですね。私は戦後生まれなので当時のことはニュースや様々のドキュメンタリー番組でしか知りませんが、高校時代に修学旅行で長崎に行き、原爆資料館を訪れた時に余りの惨い写真や絵画に息を呑み立ち尽くしたのを昨日のことのように覚えています。言葉では言い尽くせない凄まじいショックとなって私の脳裏に焼き付いたのです。 毎年、この時期がくる度に思い出すこのことは、きっと一生忘れることなく繰り返されることでしょう。 富山も実はとても大きな空襲を受けて、非常に多くに犠牲者が出ています。私の親類縁者は幸い皆何とか無事だったらしいですが、もちろん母の実家は当時焼け落ちて皆、着のみ着のまま逃げたと聞いています。今でこそ見事な桜が咲き誇る松川も、当時は多くの人々が空襲に遭い逃げたり水を求めて飛び込み亡くなったということです。 親から聞いたそんな話をいつも思いだし、改めて戦争の恐ろしさと惨さを噛みしめて二度とこういったことが繰り返されぬよう祈るばかりですね。私も息子たちを持つ身、当時の若者たちの心境や、彼らを戦場に送り出さなければならなかった親御さんたちの胸の内を思うと、胸が張り裂けそうな気持になります。 心静かに手を合わせて亡くなられた方々の冥福を祈るとともに、世界の平和と日本の安保を祈り・・・戦争の愚かさをしっかり後世に伝えていきたいと思います。 人間たちの騒がしさとは無関係に、自然の生物たちは彼らなりに必死に生きています。その姿はとても健気で美しい物がありますね。もうほとんどアートです いつまでもこの美しい自然が続いて、素直にその美に感動できる心を持ち続けたいと願ってやみません 心の眼澄まして見入る自然の美 虫たちに健気な生き方教えられ 忘れてはならぬ過去をかみしめる see you again お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.08.06 21:44:21
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