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カテゴリ:本
皆さまこんにちわ😄
今日もオダブックの「一日一冊📚」を ご覧頂きありがとうございます。 本日も「柚月裕子」さんの作品をご紹介!! ウツボカズラの甘い息 (幻冬舎文庫) [ 柚月裕子 ] 「ウツボカズラ」と聞いてすぐにググりましたら、食虫植物のことでした💦 「密で虫を誘って食べてしまう植物」 何となくこの本の内容が予想できました😰 解離性障害という精神疾患を持つ女性「高村文絵」が懸賞で当たった有名人のディナーショーに参加した時、中学校の同級生「杉浦加奈子」と偶然再会します。 化粧品ビジネスを手がける「加奈子」に化粧品の講師を頼まれて大金を手にする「文絵」。 順風満帆と思っていた矢先、 刑事が訪ねてきて 「殺人事件の重要参考人として話を聞きたい」と言って「文絵」は警察署に連れて行かれます。 殺人を犯したのは「文絵」なのか? 「加奈子」は存在するのか? どこからが本当の話なのか? 多くの疑問がある中、解離性障害という精神疾患を上手く利用していて、最後まで真実が掴めない内容に引き込まれます。 特に「加奈子」や「飯田章吾」が「文絵」を褒め称えるシーンは気持ち悪さしか感じません😰💦 「上手い話には裏がある!!」 「金儲けは難しい!!」 「優しそうな人ほど恐ろしい!!」 改めて考えさせる作品でした。 「こう言った作品もできるのか!?」という驚きがあります。「柚月裕子」さんの幅広い知識を思わせる凄みを感じました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.05.10 13:36:48
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