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テーマ:蜂飼い日記(245)
カテゴリ:日本蜜蜂
岡山の蜂飼いスロー人さんがこの春から試みていた、重箱巣の上部に工夫して500ccのビンを入れ、直接蜂に巣房をつくらせて貯蜜させるという方法が一応の結末をみた。できあがった蜜層の瓶詰めは、蜜層を瓶詰めしたものと結果的にはあまりかわり映えしないのかもしれないが、その経過とできあがりは感動的なものだった。まず重箱、その後に是非試みてみたいものだ。
この頃の雨で、あちらこちらの花が咲き始めたらしく、蜂は早朝から花粉をどんどん運んでいる。9月中旬には採蜜出来そうな群れもでてきてうれしい限りだ。ところが同じように、この時期活動が活発になるスズメバチが毎朝のようにやってくる。したがって、温厚な小生も殺戮者となってしまう今日この頃である。 昼過ぎ、久しぶりに巣箱を内検してまわった。 ウン、ちょっと待てよ。この箱の横にあるモノは何だ? 横に回ってもう1カット、パチリ。 アケビだ。いつか山でキノコと一緒に採ってきて放っておいたものが根付いたらしい。 幼い頃、山の中でみつけたアケビの開くのがみたくて、何日か通い詰め、いよいよ明日辺りかと思い、早朝息咳切ってアケビの場所に向かったら誰かに採られた後だった。あの幻のアケビの紫を思い起こした。このアケビは少し小さいが、それでも今度は誰にも盗られないだろうから、きれいな紫色がみられるかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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