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カテゴリ:日本蜜蜂
春先の分蜂期に分蜂が確認できず、したがって取り込むことのできなかった2群。
その後、写真奥(左)の1群は継ぎ箱が必要かと思うぐらい入り口に蜂たちがかたまりワンワンしていたが、手前の1群はどうも巣落ちしたらしく入り口のところで数匹の蜂がいつもうろうろしていた。このままいくと巣落ちした1群はそのうち逃避か消滅して、残された1群は今年は搾蜜するわけにはいかないから、どうも気力が萎えてしまって、あまり観察にも通わなかった。特に6月下旬から7月中旬にかけては暑くて、どうも見込みのない群を見に行く気がしない。 今日、仕事の関係で、蜂場の前を通ったので、それでもと思って覗いてみた。 するとどうだろう。強勢群と思われた奥の1群の入り口にはまだ若そうな蜂が数匹ウロウロしているだけ。これが奥の箱。ここも逃避してしまったのか。 逆に巣落ちして消滅するだろうと思われた群の入り口が賑やかである。ホッとしていると、なにやらワンワンという羽音が耳に飛び込んできた。 分蜂期に数打ちゃ当たると思って、並べていた巣箱の1つの入り口に蜂が固まっている。まるで強勢群が引っ越してきたような勢いである。 糠喜びはしたくない。奥の1群の引っ越しの途中(夏分蜂)なのかもしれない。ともかく巣落ちしたと思われた1群が快復して、飛び回る赤蜂を追い払っていたのはまぁ喜ばしいし、強勢群と思われた1群の入り口には迷い蜂のような数匹の蜂しかいないので不安だし、数打ちゃ当たるの箱には思いがけず1群が入ったのは喜んでいいのかもしれないが、まだまだこの暑さを考えると果たして落ち着くか疑問だし、なかなか感情の落ち着きどころが難しい。 仕事もあるので、10分足らずで引き上げたが、とりあえず感情は落胆から快復傾向にある。また後で落胆するのは却ってショックも大きいから、とりあえず今日の発見の感情は保留ということにしておこう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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