新潟県長岡市の社労士　いそがい社会保険労務士事務所のブログ

　このブログでも何度か報告してきました出版の企画ですが、企画発案者のＫさん他の皆さんのお力で、なんとか軌道にのりそうです。私も遅まきながら合格体験記を書き上げました。そこで、数回にわけてこのブログで発表したいと思います。
　第１回目は、「社労士試験を受けようと思った動機」についてです。

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（社労士試験を受けようと思った動機）

　私はメーカーで労務関係の仕事をやっています。会社に入って社会保険労務士の資格の存在をはじめて知り、会社で安くあっせんしている通信教育の教材を取り寄せたこともありました。しかし、その学習内容の中身の難しさと、ダンボール箱１箱という教材のボリュームに圧倒され、「こんな忙しい仕事をやっていて、とても通る試験じゃない」と思いました。
　実際、私の会社で社労士試験に挑戦する人も毎年いましたが、忙しい私の会社で合格したという話は入社してから１１年、私の回りでは聞いたことがありませんでした。そして、忙しい毎日の中、社労士試験のことも忘れていきました。

　ところが、職場の異動をきっかけに、さらに自分の能力を十分に発揮し、ステップアップするにはどうしたらいいか・・・真剣に考えはじめました。そのとき、あの難しい社労士試験のことを思い出しました。「簡単に合格することができないあの試験に合格すれば、周囲をあっといわせることができる。なんとしても合格して、今の状況を少しでも打破する突破口にしたい」と考えたのです。最初はこんな子どもじみた、単純な動機だったのです。平成１５年３月のことでした。

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