画材マニアのアートブログ

昨日からバタバタと公募展用の作品に手を入れていました。
昨日の夜の１１時ごろに終わらせて、絵具が乾くかドキドキのまま就寝。

今朝から、仮枠の準備をしていて、昼ごろに絵を見てみたのですが、
絵具の乾きが微妙な感じ…。

昨日、よりによって、アルキド樹脂も「超速乾」メディウムも切らしていたので、代わりにストロングメディウムを使ったのですが、マチエールにサンド混ぜたところはまだ乾いていない…＞＜；；
ストロングメディウム、普通だったら半日ぐらいあれば乾くのになぁ。。。

黒っぽい絵具だからかな。乾燥が遅いですよね。白にくらべると。

ドライヤーなんて準備してみたけど、一点だけを温めるのは、あまり良くないと聞きます。
なんか手はないかと、ネットで調べてみると、色々あるもんですね。

描くときに使えるものは、今も全力で使っているけれど、
描いた後に使えるものもあるみたいです。
「サーフェスコート」というもの。それならば、２０〜３０分で皮膜ができるらしいです。
でも、今、手元にはない。最悪、搬入行く途中で、ウエマツ画材に寄るか？

ということで、とても原始的な方法、「あたためる」ことにしました。
油絵具は化学変化で固まるので、乾燥させるのではなく、温めることで化学変化のスピードを早めることができるらしいのです。

よし、それならばと
仮枠をつけて、車の中にどーん。
そして、車のエアコン全開！！！！
締め切った車の中なら、部屋の中のヒーターよりもすぐに温まる。
なにより、そのまま搬入場所に行ける！！

ということで、そのまま車に乗り込み、レッツゴー。




・・・・くっそあちぃ・・・・。



窓を開けることもできずに、
汗だらだらかきながら、おしゃれな表参道を横目に車を運転する私。



自分のおバカっぷりに、思わず笑ってしまった。
だってさ・・・・・。



いくらなんでも、１時間ちょっとで　乾くわけがない。



ま、冷静になって考えればね。
そんな感じで、部分的に半乾きな状態で現地に到着。
絵具乾いていないと、受付てもらえないって書いてあるけど…
受付で見せても何も言われなかったから、シレッと搬入してしまった。
ごめんなさい…

搬入後はなんだか妙に　ハイな気分になっちゃって
なんでしょうねコレ。すごい達成感なんですけど（笑）
たぶん、みなさんそうなんでしょうね。
エレベータで一緒になったおねえさんも、私と同じようにへらへらしていたし。
全然知らん人なのに「おつかれさまでした」なんて挨拶しあっちゃったりして。
外に出たら、なんだか清々しい空でした。

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ホルベイン　油絵画面用スプレー　サーフェイスコート220mlサーフェスコート​

買っておこう。