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テーマ:自己啓発すすめ(778)
カテゴリ:人生を楽しもう♪
<やくざ&組事務所> いつものようにH君とネオン街に繰り出す前に、腹ごしらえのために立ち寄る季節料理屋がありました。 ある日、二人してカウンターでビール片手に食事をしていると、「おぅ!兄さんたち。よかったらこの後つきあわねぇかい?」同じくカウンターで飲んでいた、頭の上からつま先まで、どこから見てもやくざ者のおじさん(当時の私たちから見たら)です。 「もうすぐよぉ、俺のアニキが来るから、そしたらこの店を出よう!」そう言って私たちに握手を求めてきました。 その人は、わざと小指のない左手を差し出してきましたが、指を詰めた人は何人か見ていましたので私たちは平常心でした。まぁ、たぶん酔った勢いもあったのでしょうが・・。 そんなこんな言ってるうちに、恰幅のいいダブルのスーツ姿のいかにも、いかにもの人が店に入ってきました。 「おぅ!アニキ!待ってたぜ」というや否や私にビールを注ぐように促がします。 私は気転を利かせ、まずはオシボリを手渡し、そしてビール、そしてライターでくわえた煙草に火をともします。 「おぅ!中々氣が利く兄さんだなぁ」「はぁ、どーも・・」それはそうでしょう、毎日のように団の先輩の煙草に火をつけたり、身の回りのお世話をしてましたからね。 本当に一つの経験が、どこでどんなふうに役立つかわからないものだと感じたものです。 その後、店を出た4人は途中に軽トラで売りに来ていた「蟹売り」から買ったいくつかの大きな毛ガニを手土産に、女にやらせているというクラブへと同行しました。いかにも、高級そうなお店です。 その店でも私は「みちのく一人旅」を熱唱したところ、「おぅ!お前うまいなぁ♪」「よぉーし!今日からお前はジョージだ」・・・・。やばい・・どんどんドツボにはまるパターンです。 お店の女の子が、「ねぇ政さぁ~ん♪」って・・・「え!?マ、マサって!?」と私たち・・。 「おぅ!まだ名前言ってなかったなぁ」とその人の口からフルネームが・・・。 私たちを誘って連れてきてくれたこのやくざ者たちは、当時、その辺りでは武闘派で恐れられていた通称「大政」さんとその兄貴分だったのです・・・・。 何度か、組事務所にも遊びに行き、掃除や電話番なども興味深々&遊び半分でやっていましたが、やっぱりちょっとマズイかな?と思い、H君とも相談し組通いを止めました。 本当に今思うと後先を考えないアホな高校生です。 一部のご要望により・・ 当時の画像をかなり遠めに・・ 奥のほうが自分です^^; 明日に続きます。 予告・・<酔っ払ってパトカーを> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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