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テーマ:自己啓発すすめ(778)
カテゴリ:人生を楽しもう♪
<進路そして卒業> 楽しい高校生活も後半を迎え、いよいよ進路を決めなくてはならない時期になりました。勿論、大学には行く氣などなかったし、成績を考えると入れるわけありませんでしたしね。 「お前らもいつまでもハンパなことしないで、そろそろ先を決めろや。ゲソ踏むなら面倒みるぞ!」この言葉は、例の中学時代からのT君の実兄から言われた言葉です。 私の姉と同級生だったその人は、中学を卒業後に一瞬だけ高校に通いましたが、すぐに辞めてしまいました。前述の言葉を私たちに述べた頃には、背中に立派な彫り物をしたやくざ者になっていました。 結局、そんな根性もなかった私は丁重にお断りをして、堅気の世界を選ぶのです。 いざ、就職活動をするといっても、通っていた工業高校に来るような求人情報にはあまり興味がわきません。髪型を変えたり、面倒なことも増えます。 そんな折、一人の営業マンから声をかけられるのです。それはアルバイト先へ来られていた、業務用食品卸問屋の営業マンの方です。 「よかったらさぁ、うちの会社受けてみない?」その会社は、仙台に本社があり東北6県に出先があり、毎年本社にて男女合わせて20~30人程度採用しているとのことでした。 別にその人のコネが使えるわけではなかったのですが、学校の先生に頼みその会社の求人関連の資料を取り寄せてもらいました。 一般教養試験はほとんどわかりませんでしたが、作文「私と家族」と面接試験は、どちらかというと得意分野です。 当日は、思ったよりも大勢の人が受けに来ていて不採用だと思っていたのですが、見事、1件目で合格してしまったのです。 そして昭和58年3月1日、楽しかった高校生活にもピリオドを打ち、予定通り念願のマイカーにて卒業式へと向ったのです。 <高校生活の蛇足> っと、終わろうと思ったのですが・・・。学校内での高校生活の話はほとんど出てきませんでしたので、一つだけお話しておきます。 実は、ほぼ毎日夕方5時から夜の11時までバイトをしていたこともあり、授業中はほとんど寝ていたのです。一応、真面目?に学校に行ってたのですがね・・・。 ある日、社会科教師のスポーツマンで熱血教師のA先生がこんなことを言うのです。「お前らみたいな肺がヤニだらけのやつらには負けないぞ!」・・・。 なんの話しかと言いますと、全校生徒が参加する校内マラソン大会のことです。 通っていた学校の全校生徒数は1学年10クラスぐらいありましたので1000人程度はいたと思いますが、仙台市内を流れる広瀬川の堤防を片道5キロの往復10キロを走るのがそのコースです。 「おぅ!上等だ!もし、俺が勝ったら頭下げて俺を認めろよ」そんな粋がったことを私は口走ってしまいました。 マラソン大会の当日、見事な秋晴れ。私は10キロを31分程で走り11位になったのです。あと1人を抜いたら入賞できたのですが、周りもその勝負を仕掛けてきたA先生にも感心されたので、取りあえずの達成感はありました。 私は、本当に昔から負けず嫌いなのです。その時はとにかく苦しかったのですが、氣合いと根性だけで走りました。 ちなみに、私の前の入賞は当然のことながら全てスポーツ部の連中でした。 『後悔』 この二文字は、口には出すまいと思っています。間違ったからといって消しゴムで消したりできるわけでもありませんしね。 活きていれば、失敗だってあります。ましてや若い時などはそんなものはしょっちゅうです。 現在は、少しぐらいの挫折や失敗、悩みなどで、自らをリセットしてしまう若者が増えています。これには、心を痛めています。 「後悔は先に立たず」とは言いますが・・・・。 別にいいじゃないですか! 一度や二度の失敗がなんですか! 活きていてなんぼですよ。 人生は少しぐらい山あり谷ありのほうが 面白いもんです。 さぁ!振り返ることなかれ! くよくよと後悔などせずに 活きて、活きて、活きぬきましょう!! 明日に続きます。 予告・・第4章【青年期(社会人生活その1)】<就職><恋そして別れ> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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