【節操】ハビット＆アジャスト 〜個人的な人生攻略法〜

「表面上へりくだるが気持ちでは負けない」
…立場は弁える。だが、気持ちは対等以上でありたい。気持ちで負けているとどうも吃(ども)りがちになる。それは不安感を抱えているからだ。不安なのは自信が欠如しているからである。堂々と立ち振る舞えるくらいの自信と実力を身に付ける。そうすれば負けない気持ちが芽生えてくる。立場を尊重しながらも堂々と主張を伝える。その方がお互いやり易い。お互いに何を伝えているか分かるからだ。不安感を抱えたまま伝えても怖じ気づいた立ち振舞いしか出来ない。そんなことでは伝えたいことも伝えられない。気持ちは対等でありたい。少し強気になれるだけの力を身に付ける。100%完璧な人間なんて稀だ。滅多に居ない。何かしら長短はある。良いところは真似すればいい。悪いところは補えばいい。相手を盲信しない。相手を見抜いた上で適切な対応をする。お互いのためになる対応でより良い関係を築く。強固な協力関係を築くんだ。その為には気持ちは対等以上にする。強い信念、確固たる実力を身に付ける。実力がある人は大概反抗的だ。自分なりの信念があるからだ。良いものは良い、悪いものは悪いとハッキリ言える。大半の人は従順だから、少し指摘しただけで反抗的と捉えられる。だが、信念を持って主張する人は大概実力者だ。なかには揚げ足を取りたがるだけの人もいるけどね。ま、揚げ足取りの人はいつかメッキが剥がれるもんだ。実力者はそう簡単には崩れない。信念が強いからだ。正しくありたいという気持ちが強い。その信念が具体的であればあるほど強固だ。その軸は簡単にはぶれない。軸がふれないのは正しい判断基準を持っているからだ。ただ自分本意なのではなく、客観的な指標をも持ち合わせて判断を下す。公平だからこそ強固な判断基準も持てるのだ。客観的でありながら自分自身の判断基準も持ち合わせている。その状態であれば堂々と判断が出来る。原理原則が身に付いている。分を弁えながらも自分の意志がある。そうであれば主体的に取り組む姿勢が自ずと身に付く。極力自力本願で動く。必要であれば協力を要請する。協力してもらう工夫をする。自分で出来ることは自分の手で行う。協力を要請する段取りも組む。そうすれば事はスムーズに運ぶ。自分で出来る範囲は完璧に行う。完璧だと思っても抜けは発生する。欠けているところは補ってもらう。補ってもらったら感謝を伝える。それらの積み重ねだ。たとえ実力や自信があったとしても浮き足立たない。傲慢にならない。地に足を着けて堅実に歩む。過去の実績は昔話として捉えておく。『今』が大事なんだ。今の実績はどうか。今の成果はどうなっているのか。それだけ見ておく。過去は過去だ。未来は不透明だが見据えておく。一番力を入れるべきは『今』なんだ。今出来る事は今しか出来ない。その時その場でしか出来ない。そう考えておけば、安易に先延ばしにはしない。今出来る事は今終わらせる。即時対応。タスクは即解消に努める。先延ばしにしても期限を決める。期限を守る。約束を守り続ける。それを癖付ける。約束は守って当然と考える。出来ない事は約束しない。出来る事は約束したならやり遂げる。シンプルに考える。出来る事は信頼して任せる。出来ない事は期待しない。こちらもシンプルに考える。補填は自らやればいいんだ。気付いたら補填してやる。それも気遣いの一種だ。そうやって信頼を勝ち取っていくんだよ。自分を最大限使う。自分を使えるようになれば相手や他人も使えてくる。まずは自分を上手く使え。自分自身をマネジメントするんだ。他人への施しは後回し。一人前になったら次いでにやる程度でいい。使うスキルやノウハウは一生役に立つ。人間は社会動物だからだ。使えるようになれば使うのが容易くなる。使われる側であっても使う側の気持ちが分かるから大人な対応が出来る。そうなればより信頼を得て任せられるようになる。そうやって自由と権限を勝ち取っていく。(続く)

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