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こんばんは、
お水と林檎です。



世の中には、
「思いやりのある人」と「思いやりのない人」
が存在します。


しかし、
「思いやり」を持つための確固たる勉強法は
学校や会社で教えてもらえるものではありません。


では、どうして
思いやりのある人は思いやりを持てるようになり
思いやりのない人は思いやりを持てないままなのか…。



今夜は、
思いやりがある人の特徴と
思いやりがない人の特徴について
お話させて頂きます。




▼「思いやり」とは。

思いやりとは、他人のために気を遣って尊重することを指し、他人のためを思って優しくするといった意味を持つ。

ただし、思いやりには「これをすれば思いやり」といった明確な基準は無く、何を持って思いやりとするかは人によって異なる。


※思いやりは相手が判断するものですので、善意を押し付けないよう、また、思いやってあげたなどと勘違いしないように注意をしましょう。



では、まず、
「思いやりがない人」の特徴を挙げていきます。



【思いやりがない人の特徴】

１.自己中心的な性格で、自分の理想や欲望を優先しがち

思いやりがない人は、他人よりも自分を優先してしまいます。自己中心的な性格をしているので、自分が良ければそれでいいと考え、相手の気持ちを優先しません。

自分の理想や欲望を優先することで、他人がどれだけ損をしたとしても罪悪感すら抱かぬ事も多々あります。その割に、他人からの思いやりは、過剰に要求してしまうという理不尽な特徴も持っています。



２.責任感が弱く、すぐに人に任せがち

思いやりが欠けている人は、自分の感情に素直であるため、やりたくない物事ができれば、すぐに他人に任せて自分は楽な方に逃げようとしてしまいます。また、任せるだけでなく、責任転嫁までしてしまう傾向も見られます。

自分が嫌な物事は他人も嫌がるはずですが、そのことに気が付いていない、また、そのことを考えられないため、平気で他人に責任を押し付けてしまいがちです。



３.人から受けた親切を当たり前と思い込み、感謝の言葉を伝えない

思いやりがない人は、まるで自分がトップであるかのように傲慢に振る舞います。人から親切にされるのが当たり前だと思っており、当然感謝の言葉を伝えることもありません。

これは家庭環境によるものが大きく左右するようで、両親に対して我儘ばかり、不満ばかりで感謝の念を持つことが出来ていない方に多く見受けられます。



４.自己愛が強く、周囲の人に対して興味や関心が薄い

自分やある一定のものが大好きなあまり、自分や自分の好きなものだけしか見えていないのも思いやりがない人の特徴です。その他の人に対しては興味や関心を持っていないため、人のために何かしてあげるなんて発想は持ち合わせていません。

たとえ人が困っていたとしても、困っていることにすら気が付くことができません。反面、自分が困った時には平気で助けを求めて、応じてくれなければ逆ギレする自分勝手な性格も併せて見られます。



５.頑固な性格で自分の意思を曲げられない

思いやりがない人は、人を想う気持ちがありませんので他人の意見は軽視してしまいます。どれだけ他人が良い意見を提案しても、自分の意見が大事なので聞き入れはしないでしょう。

一度他人の意見を聞いた上で、自分の主張を述べるなら全く問題無いのですが、そもそも相手の意見を聞く姿勢を持たないので思いやりがない人であると思われます。頑固な性格が原因となり、思いやりを持てない方も多いでしょう。



６.自分の事は棚に上げて、人には厳しい指摘をする

自分に甘く、人に厳しいのも思いやりがない人の特徴です。他人が失敗すれば驚くほどの怒りを見せますが、自分が同じ失敗をすれば「人間だからミスはある」「細かいことは気にしない性格だから」と笑いながら誤魔化そうとします。

自分の事は棚に上げて、人に厳しい指摘をするのは、主観的にしか物事を見ていないからで、その事項に自分も当てはまってしまっているということに気が付けていないために起こり得ます。



７.デリカシーのない発言をする時がある

相手の気持ちを少しも考えようとせず、自分の気持ちを咄嗟に表面に出してしまうのが思いやりのない人。例えば仕事でミスした人に対して「なんでミスするの？」と、励ましや指導でもない言葉を投げかけてしまい、相手を思いやって優しい言葉をかけられないのも特徴であります。また、明らかに礼儀がなってない質問をしてしまう姿もよく見られます。



思いやりのない人は、
自分の意思や欲望が第一優先であり
相手の立場になって考えることをせず
自分自身を客観視することも無い
ということが分かりました。




次に、
「思いやりがある人」の特徴を挙げていきます。



【思いやりのある人】

１.相手の心情に寄り添って物事を考えられる

思いやりがある人は、わざわざ聞かなくても相手の気持ちを察することができます。その上、相手の幸せや辛さも自分のことのように思えるため、本当の意味で相手の心情に寄り添って物事を考えられるのです。

人に寄り添うことで自分の時間がなくなったり、労力がかかったりしても気にせず、他人を常に優先に考えているのが思いやりのある人には多く見受けられます。



２.聞き上手で人の話にきちんと耳を傾ける

会話をする際にも、「相手に気持ちよく会話させてあげよう」と気配りしているのが思いやりのある人の特徴です。

自分がしたい話をするのではなく、相手の話にきちんと耳を傾けて、リアクションを織り交ぜながら興味津々に聞いてくれる姿勢は聞き上手だと認識する人がほとんどでしょう。

そんな姿勢でいられるのも相手を思いやれる気持ちがあるからで、人から魅力的に思われるポイントです。



３.感謝の気持ちを大切にしており、周囲へきちんとお礼の言葉が言える

自分が何かをしてもらった時には、礼儀として必ず感謝を忘れないのが思いやりがある人。それが自分にとっては余計なおせっかいだったとしても、自分のために思ってくれた気持ちを尊重してきちんとお礼を伝えます。

してあげた側が逆に申し訳なくなってしまうくらい、感謝の気持ちを丁寧に伝えようとしてくるのは思いやりがある人には多い特徴です。



４.寛容な心の持ち主で、相手の意見や要望を尊重できる

思いやりがある人は、たとえ人が的外れな意見を言ったとしても決して軽視しません。寛容な心を持っており、相手の意見や要望を尊重した上で自分の意見を口にするので、周囲の人は自然と思いやりがある人の意見に賛同します。

良い意見であれば素直に取り入れようとしますし、より良い結果を残しやすいのも思いやりがある人の力です。



５.常に笑顔で愛想が良い

他人を思いやれる気持ちがあるのは、心にゆとりが持てる様に生活することを心掛けている証拠です。心に余裕があれば、自然と笑顔でいられるようになり、人に対しても愛想よく振る舞うことができます。

どれだけ仕事などで忙しくなってもイライラしたり、仏頂面になったりせず、笑顔を保ち続けられるので周囲を明るくする能力も魅力的。

何もしなくても周囲を温かい気持ちにできるのは、思いやりがある人ならではの特徴です。



６.親切をしても見返りを求めない

多くの人は何かをしてあげれば、自然と見返りを求めてしまうもの。しかし、思いやりがある人は「親切にするのは自分の意志だから」と言って見返りを求めようとしません。

損得勘定を一切持たずに他人のために行動できるのは真の優しさを持っているからだといえるでしょう。誰でも見習える特徴ではなく、思いやりがある人にだけできる行動だといえます。



７.物腰が柔らかく、誰に対しても謙虚な姿勢で接している

思いやりがある人は、相手によって態度を変えたりしません。子供や大人、男性に女性と、誰に対しても物腰が柔らかく謙虚な姿勢で接します。

これも相手のためを思う気持ちが働いて、損得勘定抜きで人と接せるからでしょう。権力者だけでなく弱者にも公平な態度で接している姿に魅力を覚える人が多く、自然と周囲に人が集まってくるのも思いやりがある人の特徴です。



思いやりのある人は、
常に相手の気持ちを考え
損得勘定無くさまざまな人と接し
優しさを持てる心の余裕を作る生活の工夫すら
身に付けていることが分かりました。




あなたは
思いやりのある人、思いやりのない人
どちらの方が多く当てはまりましたか。


時に、
この人には思いやりを持てるが、
あの人には持てない
ということを伺います。


また、
あの時には思いやりを持てたが、
今回は思いやりを持てなかった
ということも伺います。



しかし、
思いやりのある人は
いついかなる時も思いやりを持つことが習慣であり、そのことが当たり前であるように日々を過ごされています。



「あなたは
思いやりのない人、思いやりのある人
どちらの方が多く当てはまりましたか。」

と伺いましたが、
思いやりのない人にひとつでも当てはまったり、
思いやりのある人にひとつでも当てはまらないものがあったとすれば、


あなたが
思いやりのある人である
とは、言い切れないやもしれません。




人に優しいとは言えぬ時代が
まだまだ続いております。

どうか、人同士は
優しく癒し合える関係性であるよう
願い続けたく存じ上げます。




最後までお読み頂き、
誠に有難うございました.+＊