テーマ:今朝の朝刊から(12)
カテゴリ:嘆息の日々
「カエルの子はカエル」であって、決して、「トンビはタカを生まない」と思っていた。 ところが、世の中、とんでもない方向へ向かっているようだ。 両親ともにヤマメなのに生まれてくる稚魚はすべてニジマス―東京海洋大の吉崎悟朗・准教授らが、ニジマスの精子のもとになる細胞(精原細胞)を、ヤマメの稚魚に移植してニジマスの精子と卵子をそれぞれ持ったオスとメスのヤマメをつくり、両者からニジマスを誕生させることに成功した。 【朝日新聞9月14日朝刊】 「神を冒涜する所業だ!」 「科学は、越えてはならない一線を越えた!」 などと、エキセントリックに叫ぶつもりもないが、しかし、ヒトの好奇心と知能はとどまるところを知らない。 絶滅危惧種の魚の精原細胞を別の魚に移して危惧種を復活させたりするといった活用方法も検討されているらしいが、そのようにしてまで保存された「種」に、どんな意味があるのだろうか? 研究者は、「5年後にはマグロを産むサバをつくりたい」と言っているそうだ。 植物の世界では、接ぎ木や挿し木は、すでに日常茶飯だから、別に、魚だからってどうってことはないのかも知れないが、新聞記事では、言葉の意味を重んじたかどうか、「作りたい」でも「造りたい」でも、ましてや「創りたい」でもなく、「つくりたい」と書いてあったのが、ちょっと、印象的ではあった。 やっぱり、ヤマメの子はヤマメでなっくっちゃd(^-^)ネ! 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 ブログ・ランキングに参加しています。よろしければ ポチ(^_^)σ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 18, 2007 12:43:11 PM
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