◆「前で打て」◆
よくバッティングのとき「前で打て」といわれますが、その「前」ってどこなの?おおきくなれば筋肉も体力もつくから、特にプロの場合は、いろいろなところで打ってもバットのしんにあてて右に打ったり、左に打ったり、高くまた低くゴロを打ったりすることができますが、こどものうちはまだ力が強くありません。ですからスピードの速い玉に負けてしまって前に飛びません、ですから、一番力がボールに伝わる場所、そこが一般的に前で打てと言われる場所なんです。もちろん前で打たなくてもヒットが打てますが、鋭い当たりのボールにならず、ぼてぼてボールになってしまいます。みんなはまだ体が小さく腕の力もあまりないので体全体の力で打つところなんだね。かまえてスウィングしてピッチャーに向けた方の足のストライクゾーンのところあたりかな(くわしくは砂川コーチに聞こう!!) では、前で打つにはどうすればいいのか?1、スイングスピードを早くする。(早く腰を回転させることで手がついてきま、手を早く回しません)2、両ひじをぐっとしめてフォームをコンパクトにし、バットを最短距離で振りぬくことです。 これが出来るようになるには、素振りやバッティング練習が非常に大事になってきます。ただバットを振るだけでなく、いつも「前で」打とうと飛んでくるボールを意識して練習することだね。80キロから90キロのボールを良く見て、それを点で打てって言うんだからむずかしいよね、でもみんな出来るんだ!すごいよな~~。