高品質な中学生日記「バッテリー」
卓球の練習。 日曜日,ダブルス大会に急遽出場することになったのだけど,あ~,あと2週間練習してから出たい! わたしはサウスポーだから,右右で慣れたひとがわたしと組むと,それまでの動きと違うフォーメーションをからだで覚えなきゃならないので,なかなか大変。 3回練習で組んでみて,今日はじめて1回勝ちました(涙) う,うれしい。 だけど,時間が欲しい。 もっともっとわたしたしたちはよくなれると思う。 わたしの課題は自分のからだのそばまで引きつけてから,打つこと。 それと、無駄にドライブで返さない,ついついやっちゃうんだよなぁ。 うわ,おいしい獲物がやってきた!!って(笑) おとなしくつっつきでリターンしたほうが,得点率はいいのだ,あはは。 あ~、楽しい。 卓球最高! もっと上手くなりたい。 高校時代のくせを解放した~い。 きっといまなら,空手だって大学生の頃よりも、上手くできるし,型なんて入賞できるかもよ,わはは! 伊達公子,すごいね。 夢を与えられるひとがいてくれる,この幸福。 でも,わたしも自分に対して、夢をみることできる。 素敵だ。 あ,そうだ、「バッテリー」! みなさん,ご覧になってますか??? すばらしく良質な作品。 プロデューサーの意思がきちんと見えてるし,奇をてらわずに,まっすぐ描いてて,それがこちら側にもまっすぐ届く。 シナリオも丁寧だ。 あさのさんの原作は厳しく心の内をえぐるように表現していて,言葉の選択も厳しかったりする。 そこが,ストーリーの運び方に無駄がなくて,つなげられるところ,カットしてもいいところ,ライターのオリジナルな部分を,力技じゃなく,無理なく,あの世界を描ききっているのだ。 たとえば,主人公,巧の野球部の先輩,海音寺くん! このひと,いかにも田舎の野球が根っから好きで,ひとをまとめる能力もあって,このこならキャプテンとしてみんなついてっちゃうなぁ,けっしてスマートすぎず,巧の力をきちんと受け止め,巧がエースのチームのキャプテンとして,きちんと夢を見ようとしてる。 強豪校の横手二中との試合を実現するために,自分のできることを,きちんと行動に移す。 夢をみながら。 で,海音寺くん役の役者さんが,じつに魅力的に体現しているのだ。 原作の海音寺くんはもちろん素敵なんだけど,ドラマの海音寺くんも,思わず応援したくなるのだ。 そして,後輩だったら尊敬しちゃうし,いつか振り返ったときも,あの先輩に出会えてよかったなぁ,なんてきっと思える,そんな魅力だ。 そうそう,野球部監督の、オトムライ役の千原ジュニアさん,いいよね~!!! だんだんよくなってく。 5回目は「野球部は誰のもの?」というテーマだったんだけれど,事件が起きて,部活が停止になったときに,巧が「野球はひとにいわれてやったりやめたりするものじゃない,自分で択ぶものだ」みたいなことをいうと,海音寺くんも反応して,「自分たちの野球を自分たちの手でやろう!」とオトムライに告げる。 で,混乱するわけで,監督さん。 オトムライ自身も結局野球を取り上げられて呆然としてるところに,「自分たちの野球は自分たちで取り戻す」みたいな,部員たちが颯爽と行動を起こしてゆく姿をみて,手出しはできないけれど,かっこわるいけど,ちょっと爽快,という難しい位置をじつに上手く表現しているのが千原さんなのね。 あ~,巧(中山優馬)ににらまれたい~ で,みんなすばらしいんだけれどね! とにかく,ミスチルのテーマ曲,最高っす(愛) も~,いつも頭の中はぐるぐる「少年」がまわってるよ。 息子もいつもうたってるよ。 で,タイトルバックの映像がすばらしいセンスのよさ!!! で,ミスチルだ。 最高だ! 5回目は構成も表現もすべてよくって、観てて気持ちいいんだよね。 あはは,こっそり4回も観ちゃった、なはは。 民放でやらなくて大正解だ。 洗練された中学生日記ってとこだ。 さぁ,来週からいよいよキーマンの瑞垣くんも登場ね。 しっかりドラマにハマってね~,祈ってるよ~! あ~増田さん,語り合いたいわ!!!