テーマ:特撮について喋ろう♪(4388)
カテゴリ:怪獣漫画王
「怪獣王ゴジラ」といっても映画の話ではありません。
1992年コミックボンボン誌に10ヶ月に渡り連載された漫画です。時期としては91年末に「ゴジラVSキングギドラ」が公開された後に始まり、92年末の「ゴジラVSモスラ」の公開後の時期の連載でした。 設定としては平成VSシリーズと昭和ゴジラが歴史として重なった歴史。構成が安井尚志なのでかなりマニアック。 漫画は河本ひろし。18禁の爆乳漫画でおなじみの方ですね。 太平洋サタン環礁の無人島に住むマッドサイエンティストマッド鬼山。主人公の日出雄少年は兄の安全保障室Gチームの金子一佐はゴジラとともに鬼山の作り出す怪獣と戦うことに。 「30年前に白根山で誕生したバラゴンの一部を使って」海底怪獣シーバラゴンを作り出した鬼山。この辺いかにも怪獣好きが好みそうな設定です。 バラゴンを見た金子が「・・今から三十年ほど前フランケンシュタインと戦い富士山麓の地底に消えたはずの怪獣だが・・・やつは地底怪獣だ。海ではいきられないはず。しかもこいつは全長百メートルもあるぞ」と怪獣マニアの読者の突っ込みどころを先回りしてつぶします。角も牙も異様に長いんですけどね。この後ゴジラが現れて・・はパターンですが面白いのはここから。攻撃、ゴジラ登場で対峙する二匹。 ゴジラ「ゴアゴォォ(なんだてめえは)」 バラゴン「ングッ(・・・)」 そうです。この作品怪獣が怪獣語で会話するのですよ。 バラゴンが身の軽さをいかして逃げ回ると 「ゴゴゥ・・(このヤロー)」「グガアッ(てめえにげんじゃねえ」「ゲゴゴゴッ(ならばこれでもくらいな)」「グガッ(なにっ!!)」という具合。しかし幾らゴジラと同じ100メートルサイズになろうと格の違いは歴然としていてバラゴンは角を折られゴジラの熱線で倒されます・・。 「ゴジラがまた海に」「海はゴジラの家なんだよ」 「わしのだいじなバラゴンを・・ゴジラのやつおぼえてろよぉ」 マニアックかつ少年マンガの王道。ただ河本ひろしだけにお友達の絵美子ちゃんのお乳も子供サイズとは思えない程大きかったりするのでした・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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