テーマ:アニメあれこれ(27207)
カテゴリ:アニメの現在過去未来
遅ればせながらBSiで放送中のリメイク版「Kanon」の第1話と2話を観ました。 「Kanon」とは何か?いわずもがなと思いながら一応かいておきます。 原作はパソコンゲームで後にDCやPS2に移植されたいわゆる選択によってストーリーが変化するアドベンチャーゲームです。 7年ぶりに北の街へやって来た高校生相沢祐一はいとこの少女名雪との再会する。 そこで暮らす中で自分に閉ざされた記憶の闇があることに気づく・・・。 過去の謎を追求することで明らかになってゆく不可思議な出来事の真実、あるいはたった一つだけ許された奇跡の物語、それが「kanon」という作品です。 ヒロイン毎に用意された物語は「たったひとつだけ許された奇跡」という枷によって決してまじわることはないのですがひとつのエンディングしか許されないアニメではそうもいかない・・マルチエンディングのPCゲームをアニメ化するのはそこが難しい・・。 今回のアニメ化はほぼ完璧な・・・今までのところは文句のつけようのないアニメ化で原作のティストを十二分に活かし、作画も演出も高いクォリティを保持しています。 あゆと祐一、名雪と祐一の漫才がテンポ良く(?)面白いのもポイント高いと思います。 「Kanon」をアニメにする以上、マルチ・エンディングのストーリーの中であゆルートを中心に据えざるを得ないのですがさてそこはどう料理されていくのか・・・。 「涼宮ハルヒの憂鬱」という奇跡の傑作を生んだ京都アニメーションの作品なだけに楽しみな所ですね。 ※前作「AIR」ではなんとファイヤーマンの主題歌ネタが・・視聴者の大半は??だったのでは。 でわざわざ、こんなことをぐだぐだ書いているかというと・・ 伝説のジャムの件りが見事に映像化されていたため・・・です。 ジャム・・「Kanon」を語る上ではずせない恐怖のアイテム・・。 何気なく叔母の秋子が作ったジャムを食べることによって世界が歪む・・。 その恐怖感が見事に再現されています・・。 「どうですか?」 「これ・・・何のジャムなんですか・・」 「秘密です」 「凄く複雑というか・・・独創的な味なんですけど(世界が歪んでいる)」 「特製ですから私にしか作れないジャムなんですよ・・・(どんなジャムなんだ?)」 「ジャムなんですよね、これ?(世界が溶けかけている)」 「勿論ですよ・・(にっこり・・)」 あとは死ぬほどの目覚まし時計が鳴り響いて騒音と化してるとか北川が何気に奴隷体質とか・・・ ・・・ってどんなアニメなんだよ、という向きもあるでしょうが冗談はさておき名作が誕生しそうな予感です、これは・・。 追記 3話では「大きなおでんダネ」ネタをきっちりやっていましたね。殺村凶子も。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.10.19 00:49:59
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