テーマ:仮面ライダーディケイド(480)
カテゴリ:仮面ライダー
そこは大ショッカーが人類の敵ライダーと戦う世界。
合い言葉はイーッ!そこにいるのは「タレ目」のライダー、アマゾン!! 昭和ライダー復活シリーズ第二弾は当時のファンには嬉しいアマゾン編。どこにいても異邦人というアマゾンとディケイドを重ねるエピソード。 この世界のマサヒコはアマゾンより先にゲドンに出会ってしまった。人類はゲドンの怪人を応援しライダーを排除しようとする。ネガの世界にも似た悪夢のような世界である。 挨拶がイーッ、だったり敵を発見するやホイッスルで仲間を集める人間たちの姿は滑稽ではあるもののある種の管理社会の恐怖感がその裏にある。 大ショッカースクールというのもムカデラスやカブトロングのそれ、というよりもイナズマンFの『蝶とギロチン花地獄作戦』あたりを連想した(そこまで重くないが)。 まあ、戦闘員のいかりや風の台詞が全て台無しのような気もするけれど・・。 十面鬼が10人の平成ライダーの能力を取り込んだ改造人間として描かれているのが異色。顔はディケイドもどき・・なんでしょうね。一種のニセライダーといったところか。 生物的なオリジナルと比べるとちょっと違和感がある。 今回面白いのは怪人のセレクトで平成の怪人からいかにも獣人風に選んでいる点。 カマキリのグロンキ、ヤマアラシなアンノウン、アリなワーム、そのままバケネコ。 (・・・・それにしても平成の怪人の名前難しすぎておぼえられん) 深く考えなければそれらしく見えてここは嬉しい工夫。 もう一点、後半の顔ともいうべきアポロガイスト。 「真の正義を貫くためには自分の手を汚す」 はいい台詞だがアポロガイストがいうとうさんくさい・・そこがイイです。 「全人類にとってとても迷惑な存在なのだ・・」 ・・・なのだ、って。このまるで他人ごとのような台詞廻しが面白い。 ディケイドは悪辣きわまりない如何にも昭和な悪役なアポロガイストを蘇らせたことで記憶に値する・・と思う。 とはいえ今回の最大のみどころは石橋蓮司氏演じるモグラ獣人であることは論を待たないところだろう。感動。 最後はマサヒコの裏切り・・・で次回に続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.08.22 13:16:47
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