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テーマ:家電よもやま(9587)
カテゴリ:情報提供!
次世代DVDの2つの規格、「ブルーレイ」と「HD-DVD」については、2008年年明けに映画で高いシェアを持つワーナーブラザーズがブルーレイ陣営一本化を表明したことで戦略図が大きく変わりました。
これで「HD-DVD」陣営は苦境に立ったことになったわけですが、HD-DVDの旗振り役である東芝は早くも反撃開始です。 ○ 再生機の大幅値下げ 1月18日以降、東芝はヨーロッパでHD-DVDの再生マシンの値下げを決定しています。 値下げの幅も思い切った下げ幅、上級機種で最大40%、中級機種で最大30%程度。 ちなみに昨年の10月に発売になったばかりの中級機種は200ユーロ、上級機種で300ユーロと100~200ユーロ近い値下げ。 これでブルーレイ再生マシンの半額以下まで下げたわけです。 既にアメリカでは1月14日に再生マシンを一律50ドル値下げ敢行済みですから、世界的に反撃ののろしを上げたことになります。 ○ ヨーロッパでは累計20万台以上の実績 東芝がヨーロッパでHD-DVDを発売したのは2006年年末、これまでで累計20万台以上となるそうです。 不利となった次世代DVD規格争いを有利に進めようと伝家の宝刀を抜いたことになります。 これでブルーレイ陣営が追従値下げをすると、次世代DVDは一気に普及するんじゃないかと思いますが、液晶TV同様に価格競争という泥沼に入り込む危険性もはらんでいます。 しかし、いまのところHD-DVDマシンでは6月以降はワーナーブラザーズ提供の映画はブルーレイでしか提供されないわけです。 う~ん、次世代DVD規格争い・・・これでまた先が見えなくなったような気がしますね。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月21日 13時56分12秒
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