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カテゴリ:日記のようなもの
今日は職場の4人チームの内、一人が休んだので、ただでさえ忙しい業務に多量のコールがかかってきて、もう一人の仕事できる人と精一杯頑張ってました。
例の新人にも電話を取らせないの?、と隣にいる客先の人に言われたものの、私はそのアイディアを却下しました。 破棄呼(取れなくてお客様が切ってしまった電話)ももしかしたらクレームになるかも知れませんが、最初からクレーム製造装置に電話を取らせるよりは"分がいい"賭けでしょうから。 で、イチロー。 私はオリンピックの金メダルラッシュにはさして関心を払っていませんでしたが、イチローがもしかしたらやるかもな・・・、てのはずっと気にしてました。 まぁ野球に興味が無い人も聞いてみて下さい。 例えば彼が今年メジャーの記録を更新したとして 来年からは、「昨年の記録を越えられると思うか?」と 100%以上の確率で聞かれる事になるでしょう。 知るかボケ! てのが当人の心の叫びかも知れませんが 彼は私よりも相当上品な様ですので、きっと 「目指すでしょうが、わかりませんね」 とでも答えることでしょう。 1年のシーズンが始まる時に、最初から例えば260本打とうとは思わないと思います。ただ、一回一回まわってくる打席を、その時の自分のベストを尽くす以外に、何ができるでしょうか? 私が金メダルよりも、イチローの記録に興奮するのは そこら辺が理由だと思います。 内野安打が多いとか、単打が多いとか難癖を付けられようが 自分としてその場でできる最高の事 を積み重ねた結果がこの記録だとすれば、 だからこそ84年も破られなかったこの記録を破る事がものすごい事だと思うのです。 きっと、当人にとっては 今年256本で終ろうが257本で終ろうが258本で終ろうが それ以上打とうが打てまいが、 きっと、来年からも 0からスタートすると思うのです。 数字の上でも心の中でも。 200とか去年の自分の残した記録を破る為ではなく、 ただその時に自分にできるベストを尽くすと思うのです。 何と単純で、 愚直なまでに真っ直ぐな しかも困難な道のりなんでしょうか。 文字通り、コツコツと 彼は自分に道を打ち拓き 歩み続けてきた道程を 後ろに残しています。 重要なのは、 その道程を残す為に彼は歩んでいる訳ではないという事。 自分が自分である事を証明する為に彼はただ打ち続ける。 バットを振り続け、 打席へと向かい続ける。 私達の人生の一コマ一コマと 彼の一打席一打席の その積み重ねに根本的な差がどこにあるでしょうか? 自分に出来る事をする。 その積み重ねの、何と難しい事でしょうか。 おまけ:私は・・・ (その2) ←イチローとは全く無関係ですので注意。(笑 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.10.02 01:29:58
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