の方が市場心理を冷やしたと観るべきでしょう。

日銀総裁就任前に村上ファンドに出資することは問題無かったとしても、本石町日記さんの記事のコメント欄で指摘されてるように、解約時期が検察内部での捜査内定時期と重なってるようであれば、世間的にはかなり『黒』と目されるでしょう。

こんなところで、こんなネタで、金利正常化を間近にもくろんでいた日銀総裁が辞任なんて流れになってしまうと、それこそ日経平均は13000円台どころの話じゃ済まなくなってしまうでしょう。

11000～12000円台というとんでもないような世界がすぐそこに・・・。笑

というのは行き過ぎだろ！、て市場関係者や投資家達が判断するのであれば、ですから12500から13000円台のどこかで底は打つ筈です。

原油は68ドル台、金なんて560ドル台、為替(ドル)まで115円台で、債券市場に資金が急速に集まってる関係で、2％に達していた金利は今じゃ1.7％台。笑（これはいずれすぐ揺り戻す可能性が高いでしょうけど）

例えば7000円台近くまで上げてたトヨタ株でさえ、5500円程度まで下げてるのですから。これが5000円を切るようになってくれば、「いくらなんでも・・・」て感じの向きにはなってくるでしょう。

株価先行のリセッションの可能性は無きにしもあらずですが、インフレ懸念どうこうなんて、大嘘だ、と私は見ています。インフレを予防する為の先進国の中央銀行の協調利上げといった向きの方が景気を減速させると見られていた筈なのに、特にアメリカの景気は既に減速し始めているのに、なんで今更そんな説明が出てくるのかなぁ？、と不思議でなりません。

コア物価上昇率なんて0.3％に過ぎなかったのですし。

あと、特にアメリカのダウなんて、100ドル程度の上下なんて、相場全体の1％にも満たない値動きなのに大騒ぎし過ぎ。

全体の流れで説明するならともかく(年来初安値とか)、現在の日経平均で言うなら140円未満の上下に過ぎないのにね。

アメリカが上げてるから日本も上がる、なんて考えも、資金移動という点を考えるなら、実はおかしいんじゃないのかな？、と私は感じてます。今回の様な世界全体での流れならともかくね。

さて、インドの方が9000の大台を割り込みそうで、こちらの方がなんとなく怪しい雰囲気になってきてますが、どうなることやら・・・。

とにかく今日、12000円台突入！、なんてことにならなければいいんですが。福井総裁辞任とかでね。

そうすると洒落じゃなく、世界同時株安に拍車がかかる筈ですから。

ではでは♪
(酒呑んで寝て起きてからの更新なんで、投資状況報告は省略。もちろん昨日買ったばかりの株も大幅に下げましたとさ！笑)


参考記事
・福井総裁・・・あなたもですか？？？ （ぐっちーさん）