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カテゴリ:34歳契約社員の投資/投信記録
そこら辺は本石町日記さんの所でものぞいてみて下さい。(景気についてはこんなニュースに目を留めておいて下さい)
で、私が今日書くのは、北朝鮮の持つ選択肢。それに振り回される中国と韓国について。 とりあえず、中国の説得工作(第一?第二ラウンド?)も、韓国の説得工作も不調に終わったようです。 当たり前ですよね。 北朝鮮に妥協の一手は残されていないのですから。 現政権も核兵器も開発能力も残し、ミサイルの再発射を含めて温存したままで、けれど援助が必要というのは、他国にとって受け入れられるものでは無いからです。 アメリカのヒル次官補が中国を去ってしまったというのは、これは一大事なんです。中国にとっても、そして北朝鮮にとっても。最大の交渉相手が席を立ってしまったという事ですから。 15日からのG8サミットがどう展開するかですが、ここに来るのは基本的にトップ同士なんで、細かい具体的な進展が何かいきなりもたらされる可能性は低いでしょう。そういった意味で、中国に残された時間は、あと1-2日のみです。それまでにG8の席上で中国の胡錦濤国家主席が何の成果も示し得なかった場合、中国の北朝鮮へのプレゼンスはかなりの程度疑問視され、コントロールが効いていないものと見なされても仕様が無いでしょう。 ロシアにとって、北朝鮮はどうでも良い国です。中国に恩を売る為にだけ同調してるだけです。 EU諸国にとっても、北朝鮮はほぼどうでも良い国です。むしろこちらである程度の譲歩引き出すよりは、対イラン政策で中国(&ロシア)の譲歩を引き出したがるでしょう。 そんな状況下で、日本もアメリカも、基本的には強硬な姿勢を貫ける立場にいます。その方が国内受けが良いし、どっちにしろ北朝鮮の自壊作用が高まっているのであれば、なるべく自分達の国の状態が良い時に破裂してくれた方がマシだからです。 韓国は、一国で北朝鮮を支えるだけの国力を持ちません。だからこそ融和政策という選択肢を捨てきれていません。 中国は、兵器販売窓口等としての北朝鮮の必要性を感じてはいるでしょうが、重要度から言えば、イラン大統領の方が数倍大事です。彼らは資源国だから。 そういった意味で、中国はさして大事では無い筈の国の為に、ニ正面外交を迫られているのです。 貧民爆弾という武器さえ無ければ、もしくは国境さえ充分に離れてさえいれば、中国はいつでも北朝鮮を見捨てたことでしょう。 はっきり言うなら、日本が推奨すべきは先制攻撃能力などではなく、北朝鮮を自壊させる方向に動くことであり、本来そう願ってておかしくない中国や韓国の経済的・心理的不安を軽くしてあげることこそが、唯一、この地域への永続的な平和をもたらし得る選択でしょう。 政権交代への枠組み構想や、次期政権の受け皿の準備、軍人などの雇用もしくは年金の(外貨での)保証、潤沢な食料や燃料、電力などの供給の約束と準備、新政権樹立の際の経済支援の約束等、しておくべきことは山のようにあります。 要は、金正日政権が倒れても、軍部が暴発しないようにすることと、大量の難民が国外に流出しないようにすること、の準備さえ整っていれば良いのです。そしてさらに、その準備の内容や状況が、正確に北朝鮮国内にも伝えられていくことが必要となります。 ま、長引きそうなんで、とりあえずこの記事はここまで。 <2006/7/13の投資状況> 投信(本日の基準額/購入平均基準額) ・HSBCインドオープン:17,913/17,884.45(98,121口=評価額:175,764円) ・JPM BRICS5オープン11,301/11,135.47(90,731口=評価額:102,535円) ・グローバルソブリンオープン:7,820円/7,888(89,162口口=評価額:69,725円) 株式(プチ株):(本日終値/買付単価、時価、差益) ・スズキ:200株(2,475/2,375、99,000円、+4,000円) 外貨(ドル、MMF) ・102.21ドル(116.40で申込/117.40で購入(手数料1円) 11,789円/12000円) <7/14 1:19現在で1ドル=115.34円> ・購入時より値上がりしてるものは黒で強調 ・購入時より値下がりしてるものは赤で強調 ・変わらないものはそのままで、強調無し ○損益確定済み分報告 合計確定損益(買付単価ベース)=23,759-16,900=+6,859円の利益 合計確定損益(取引単価ベース)=9,214-18,400=-9,186円の損失 HSBCインドとBRICS5買い増し。 スズキの買い増しの方はタイミング見て行うかどうか決めます。 ではでは♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.07.14 02:17:48
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