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カテゴリ:日記のようなもの
私にとってのゆく年くる年的な番組になって、もう何年経つのだろう。
その一年(シーズン)をイチローが振り返り、語る。 基本的にはそれだけの番組。 今回の心に残った言葉はこちら。 『結果は後からついてくるものじゃない。 そういう人も、そういう場合もあるかも知れないけれども、 (その時々に)困難を伴いながら出すものであって、 そうじゃないと結果は出ない。 後から結果はついてくるというのは、 結果を(その時々で)出せない事を言い訳しているような消極さがある』 もちろん、結果は後からしかついてこないようなものがあるのは、語っている御当人も重々承知の上。 記録とかにしたって、積み重ねの上にしか結果は出ないのですから。 でも、そういうことじゃなく、記録がどうこうじゃなく、人間として、生き方として、どうなのか? 周囲の環境とかいろいろ言い訳に出来る要素は誰にだってある。 でも、私が好きな漫画の台詞にこんなのがあります。 『ボクは、確かに現実に絶望している。 だけど、自分には絶望していない。 今がつまらないか、楽しいのか、平凡なのか、決めているのは現実じゃない。 決めるのは、ボクだ!』 イチローは言ってました。 結果を出して、みんなで喜んで、でもそれだけじゃなくて、その先に進みたいよね、と。 彼ももう37歳ですが、今後も活躍を期待しております。 あと、NHKに要望というか、たぶん絶対やった方がいいという提言。 これ、英訳して、日米(or世界)同時放映した方がいいと思います。 シーズン中は一々語りきれない事でも、毎年のこの番組のアーカイブとか見せるだけで、またその年の回想を日米同時に流す事によって、チームメイトや関係者達との距離はぐっと縮まると思います。 語れる言葉を今以上に選んでしまうかも知れませんが、でも、目を半分潤ませながら語る彼の姿から、何かは伝わる筈です。 ただ記録だけを追い求めているだけの人じゃないという何かが。 日米同時に放映するというのが致命的に大事な点ですので、お忘れなく。 ではまた。 <おまけ:過去に書いたイチロー関連記事> ・2004.10.02 イチロー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.12.22 22:21:10
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