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お山の猫日記

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Jun 16, 2007
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カテゴリ:バレエ・ダンス
 『クラシック、モダン、コンテンポラリー、ヒップホップ+60名のフルオーケストラが完全にシンクロ』という舞台。
 招待券が当たった!感激である。ダンス好きの友人を誘い、張り切って10時のチケット引き換えに間に合うように出発。23列目の1・2番という端っこながらまずまずの席。なにせ、1万500円払うと思えば、どんな席でもありがたい。
 
 オーケストラは東フィル。コントラバスが、第二ヴァイオリンとチェロを囲む位置で、上手に金管と打楽器、下手に木管という編成。
 ダンサーは、オーケストラの前と後ろの高い位置に拵えた舞台で踊る。
 ドビュッシー「月の光」がオケとジャスピアニスト松本貴志さんのピアノ付きで幻想的な雰囲気の中で始まり、メンデルスゾーン「イタリア」で一気にが華やかに。まさか全楽章を使うとは思っていなかったのでびっくり。どこで拍手したらいいんだろうと、あせる。どうも、二つのグループの闘争と死(後半にはこれが「再生」へと...)をあらわしているようで、4楽章が終わるなり、バーバー「アダージョ」が始まり面食らった。
 話題の服部有吉のソロ満載かと思いきや、ラスタ・トーマスと辻本和彦を中心に据えてダンスは構成されていたかも。でも、たとえ後ろで踊っていても表情やテクニックはさすが、久しぶりにきれいな踊りを見たようなきがした。それぞれが、若くエネルギーに満ち溢れていて、確かに多彩、飽きない!おもしろい。
 後半、シェーンベルグの「浄夜」は、前半死んだダンサーが静止のまま音楽が進む。「再生」を果たしたところで「ラプソディ・イン・ブルー」。いい音でオーケストラも鳴り、会場もいよいよ盛り上がってクライマックスへ。松本貴志さんのピアノも良かった。金色のシャツにスリムなジーンズはすごかったけど(笑)。

 コンテンポラリーって得意ではないが、今日のようにバレエも入り、しかもなじみのある曲であれば、意外に自然に溶け込めると思った。あっという間の2時間半だった。クラシックになじみのないヒップホップ系のお客さんは、どうだっただろう。「イタリア」なんて思いのほかスピード感に溢れて格好良かったと思うのだが。

 聖響さんは新聞の記事で、ダンサーの美しい肉体を目の前で見ることでオケの音も変わるはず、と語っていた。でも、一番楽しそうだったのは、やっぱり聖響さんだったかな。





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Last updated  Jun 16, 2007 08:18:06 PM
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