カテゴリ:バレエ・ダンス
「タンゲーラ」というタンゴミュージカルを友達と。 朝日新聞の水曜夕刊の招待券プレゼントのコーナー、毎週せっせとはがきを書くと、時たまポーンと当選する(笑)。今回はタンゴ。 オーチャードホール3階の席ゆえ、オペラグラス必携。
なにぶん遠いので、ダンサーの息遣いとか、ダンスの濃厚な感じまではさすがに伝わってこない。でも、自分じゃ絶対観にいくジャンルのものではないので、よい機会だった。 結構年配で貫禄たっぷりのシンガーの女性の声が、ダンスとストーリーを盛り上げる。 枠だけの鏡の向こう側に座って、酒場のダンサーがメイクや着替えをする様子が鏡に映っているように見せる演出がお洒落。 2人で踊るタンゴ自体は、バレエや他のダンスほど動きにヴァリエーションがあるわけでもないけれど、キレよく、蹴り上げられる足の美しいこと。成熟した大人の男と女のためだけのダンス。やせていても少々肉付きがよくても(笑)、色っぽいだけでなく、肉体が自立しているような、惚れ惚れするプロポーション。 あぁ、うらやましい。
「カルメン」ばりの本編が終った後の、フィナーレのダンスのほうが単純にダンスを楽しめ、それがタンゴの本当のありような気がして、無理にお話くっつけてドラマにする必要があったのかな、という気もしないではなかったけど…。
ふふふ、愛憎に満ちた男と女の世界…、あぁ、いいなあ。しばしお醤油くさい現実を忘れたのだった。
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Last updated
Feb 10, 2008 06:27:57 PM
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