足元を見る
昨日の朝7時の気温が14℃。今朝が17℃。二日続けて快晴の朝で、やっと秋らしくなった。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー人は勢いがある時は足元を見ない。俗に云う、いけいけ、どんどん。当然に勢いがある時は金回りも良い、と云うべきか、金回りが良いから勢いがあるというべきか。先日、50代の友人から、ふと話を投げられた。10年更新の生命保険料の見直しで、支払が倍になるので困ったちゃん・・・云々。ふと、17年前を思い出した。ボクも、その当時入っていた生命保険で同じようなことを告げられた。果たして、入っていた生命保険を解約した。そして、ある生命保険会社の終身・85才まで掛金が変わらない低減率(生命保険部分が1000万円〜年々減少して死亡時で350万円)の保険に加入した。それでも月々3万円位は支払っていた。この時点で、「妻・特約」を抜いたので、カミさんには単独でかんぽ生命の「なが生きくん(終身)・60才まで支払」に新加入した。死亡保険・360万円、疾病4,200円で不安を感じたが支払が限界だった。その10年後(7年前)に、全ての保険を見直して、新たに県民共済に加入した。この時点で、カミサンのかんぽ生命の疾病保険の不足分を県民共済で補う為に加入した。不必要な金額・特約はなくなったので、当然に支払は三分の二になった。長々と書き込んできたが、要するにこの手の保険は自分の年齢、年収、生活スタイルとともに変わって行く。当然に節目節目で見直して行く「金融商品」であるという感覚が必要になる。保険は「おまじない」ではなく「金融商品」という意味に、ボクが気がつくのに19年の歳月を要している。その歳月はボクの「いけいけ、どんどん」の時代と重なっている。「いけいけ、どんどん」の時代でも足元をしっかりと見つめる人こそが豊かな老後を過ごせるのかもしれない。日々、慌ただしい生活を送りながら、なんとか、それを補おうとガンバっている。