カテゴリ:潜在意識
【前回までのあらすじ】
ほめることはいいこと。 けれど、ほめ方によっては、 その人を傷つけてしまうこともある。 ===================== 計算がうまくできた子供をほめる時、 「勉強ができるね」とほめれば、そのように伸びる。 つまり「勉強をもっとやろう」という意欲を 引き出すことができる。 けれども、実はこのほめ方は危険なのです。 デンジャラスなのです。 というのは、 言葉には暗示的意味合いというのがあります。 「今日はキレイだね」というと、 「じゃぁいつもは違うの?」 とカラんでくる人がいますが、 人は往々にしてことばのウラの意味が気になるのです。 夫婦を目の前にして、 「奥さんは、上品ですね」という言い方をしたら、 ダンナさんは怒るでしょう。 それは「奥さんは、上品ですね」という言葉の裏に、 「旦那さんは上品ではない」というような 暗示的意味合いが隠されているからです。 これは直接に言うよりも、相手の心に響きます。 さてここで、「勉強ができるね」というほめ方を 見ていきますと、 その裏には「勉強ができて良いね」という意味があります。 そしてそのまた裏には 「勉強ができないとよくないね」という意味が 含まれるのです。 そうしますと子供の無意識の頭のなかに、 「勉強ができる=ほめられる=認められる」 「勉強ができない=ほめられない=認められない」 という図式ができあがってきます。 この「勉強ができない=認められない」というのは、 子供にとっては非常な恐怖となります。 ほんらい勉強ができようができまいが、 認められ愛されるべき子供の頭の中に、 「勉強をしないぼくはダメなんだ」という意識が 植えつけられてしまうのです。 親としても、そんなつもりはないのに、 「勉強ができれば愛する」という条件付きの愛を 子供に与えてしまうことになるのです。 こういう子供はがんばり屋さんです。 マジメで、努力家です。 なにしろ根っこに「勉強しないと認められない」という 意識があるから、なまけたりはしません。 一生懸命がんばります。 そうして成績もよくなるし、努力家だマジメだ という角度で周りから認められるから、 ますますそのような方向に育っていきます。 しかしその根っこにはいつでも、 「勉強ができなくなったら終わりだ」という 悲壮な覚悟とも言うべき不安がつきまとっているのです。 でもそんなことには、ふつうは気づくことはできない。 世間一般の常識でいえば、 成績がよく、努力家でマジメだということは、 良いことだと思われているからです。 <続く> ==================== ビジネスマン必見! 「潜在能力を120%引き出す『整体の知恵』 あなたの中に埋もれた才能を引き出すコツとは? ![]() ツイッターもやっています。 フェイスブックはこちらからどうぞ♪ 整体院・整体施術のごあんないはコチラをごらんください。 お忙しいところ恐縮ですが、 下のバナー↓をポチっと押してくれたら、すごく嬉しいです。 ![]() ホントに嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年02月19日 15時33分12秒
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