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おじん0523のヒロ散歩

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2024.04.19
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引き続き川尻八幡宮の参拝を続ける。

3月27日(水) 14:15
老朽化で再建が待たれる社務所。この後右側の通路を抜け北側へ進む。


境内の北側に広いスペースがあった。


立札に「八幡神社 古墳  」と。


スペースの隅に石碑が建っていた。


川尻八幡神社古墳(翁塚)
この古墳は昭和四年城山町の神藤一松先生が苦心して発見、掘り出されたものである。河原石
を組合せて石室が作られ、室内から直刀三振、小刀二口、宝珠型の鐔(つば)一個、鉄製のヤジ
リ二〇数本などが出土した。出土品や墓の構造から、奈良時代(八世紀)の様式の墳墓と推定さ
れている。
神社の伝説によると「平安時代の初期、舎人(とねり)親王(天武天皇の皇子)の子孫が奥州に下
向の際、この地で病に倒れ奉戴(ほうたい)していた石清水八幡宮の御分霊をまつった」という。
この墳墓がその墓であろうと伝えられている。
          昭和五十七年十月


古室は木の柵で囲われていたが立入禁止にはなっていなかった。


石室は、崩壊を防ぐため砂が入れられているそうだが、さらに落ち葉が積もっていて、石室の
状況は確認できなかった。


川尻八幡宮境内遺跡石室(翁塚)出土の直刀類 模型
出土したとされる直刀や小刀などの遺物は、散逸して所在がわからなくなっているようですが、
古墳の前には「川尻八幡宮境内遺跡石室(扇塚)出土の直刀類模型」と題して、この所在不明の
直刀や小刀の竹製のレプリカが公開されている。


川尻八幡神社古墳から南方向を望む。


広場に「車祓所 川尻八幡宮」があった。


社殿下の境内へ戻る。


授与所の扉に、
「銀杏は皮付きのまま持ち帰えり下さい。境内地を汚して行かないで。神様は見ています」と。


現在地に移された「旧一之鳥居」と「燈籠」。鳥居の高さ 360cm、幅 290cm。
江戸時代には、一之鳥居から二之鳥居まで東西に伸びる参道が松の並木となっていたことから
並木八幡とも呼ばれ、祭礼の日には相撲興行などが催されて、近郷の人たちでおおいに賑わっ
たといわれていますと。


旧一之鳥居の扁額「八幡宮」。


旧一之鳥居から参道を見る。


左側の石燈籠の竿には「明治十四辛己年月」、基壇には「石攻北原祥重」と。


”一之鳥居” から県道48号線(鍛冶谷相模原線)沿いに建つ ”二之鳥居” への参道。


参道に立つ、
川尻八幡宮社務所建築 氏子崇敬者奉賛者御芳名
金参百九拾伍萬円也  武内博恵
金壱百伍拾萬円也   安西圭市、小坂義和、八木敏夫
金壱百拾壱萬円也   川尻八幡宮氏子総代会 柴田正剛
金壱百萬円也     (株)エスアール (代)渋谷清心
           (株)津久井フォーライフ (代)平本恵美子
金伍拾萬円也     今井順子、平田智泉、八木信次
金参拾萬円也     ・・・・・・・・・・・
 ・・・
当初の予算額は5,000万円とあったが目標額に届いているのか。
奉賛金額は1口1万円からで何口でも可能ですと。


旧一之鳥居を振り返る。


社殿に向かって参道左側に建つ石碑には、
「社殿修改築寄附者芳名
   多くの奉賛者の名前と金額が刻まれていた
             昭和五十九年十一月 落成」。


社殿に向かって参道右側に建つ石碑には、
「一之鳥居再建並拝殿修復寄附者芳名碑
   多くの奉賛者の名前と金額が刻まれていた
          昭和五拾年拾壱月参拾日 落成」。
一之鳥居が現在地に移設された時の奉賛者の芳名碑。


注連縄がまかれたこの古木は。


県道48号線(鍛冶谷相模原線)沿いに建つ ”二之鳥居” 。
鳥居の前の両側の石燈籠には「伊勢屋」と。


二之鳥居の扁額「八幡宮」。


神社の案内板


掲示板に、
川尻八幡宮に刻まれた太陽と星の記憶  ~ すべての謎はヤマトタケルに向かう ~
   令和6年2月19日  プラネタリウム解説員 伊藤雄一
● 30回目の雨水の日の日の出鑑賞会
  平成7年2月19日から始まった「雨水の日の日の出鑑賞会」は、雪の日も曇りの日も欠かす
  ことなく令和6年2月19日で連続30回目を迎えます。
  相模原市での雨水の日の日の出の時刻は6時24分です。
● 参道の終点
  川尻八幡宮の長さ約1200メートルにおよぶ参道は、障害となる山や川等がないにも関わ
  らず、一の鳥居から約210メートルの地点で止まっています。参道の終点の位置を地図で
  調べたところ、鶴岡八幡宮(鎌倉市)と武蔵御嶽神社(青梅市)を結んだラインと接する地点
  で止まっていることがわかりました。
  武蔵御嶽神社はヤマトタケルと縁が深い神社で、鎌倉武士から篤く崇敬されていました。
  「坂東武者の鑑」と称えられた畠山重忠(秩父平氏)が大鎧を奉納したことで知られています。
  ※ 鶴岡八幡宮(八幡神)と武蔵御嶽神社(ヤマトタケル)を結ぶ関係が見られる。
● 隠された北斗七星
  相模原市の境川周辺の七つの神社を結ぶと、北斗七星とよく似た形になります。ひしゃく
  の柄の先に当たる川尻八幡宮を起点とすると、終点は中央区上矢部の御嶽神社です。
  御嶽神社は市内でも珍しい「湯花神事」が行われ、祭神はヤマトタケルです。
  北斗七星のデザインには、しばしば「剣」の意味が込められています。
  ※ 川尻八幡宮(八幡神)と御嶽神社(ヤマトタケル)を結ぶ関係が見られる。
● 八幡神は星と繋がる
  平安時代以前に創建されたいくつかの八幡系の神社には、北斗星や北斗七星を神格化した
  妙見信仰のある場所と川尻八幡宮の参道と同じ角度(東西軸に対して15度よりわずかに浅
  い)で結ばれる位置関係にあることがわかりました。代表的なものとして、能勢妙見山 ⇔
  石清水八幡宮、妙見岬(福岡市西区小戸) ⇔ 筥崎宮、妙見山(福岡市西区西浦) ⇔ 宝満山、
  都内では妙見山(日の出町) ⇔ 金王八幡宮(渋谷区)があります。
  この関係をアレンジしたものとして、東大寺大仏殿 ⇔ 手向山八幡宮、御岳山(青梅市) ⇔
  大宮八幡宮(杉並区)、高尾山 ⇔ 畠山重忠屋敷(町田市小山町片所)、創建時の江戸城天守
    ⇔ 富賀岡八幡宮 (江東区)にもこの関係が見られます。
  ※ 高尾山も周囲の神社や史跡との位置関係から妙見信仰やヤマトタケルと関係があると
   考えられる。


県道沿いに建つ社号標石の「川尻八幡宮」と「伊勢屋奉納の石燈籠」。
右側に広い駐車場があったのでここまで車で来ればよかったのだが。


駐車場入口に古木。


川尻八幡宮
創建は大永五年(1525年)と伝えられ、戦国時代小田原北条氏が武蔵・相模に勢力をのばしてい
たころのことです。祭神は応神天皇。
江戸時代には南東にのびる参道に松の並木があったことから、並木八幡と呼ばれ、祭札には湯
ばな・相撲興行などが催され、近隣の人たちでおおいににぎわったといわれています。
境内には、古墳の石室(七世紀前半の古墳)もあり、古代より鎮守の森とともに、神の宿る聖域
として村人の信仰の場として今日に伝えられています。
なお、本殿は宝暦十年(1760年)の再建で、この地域で最も古い木造建築です。
また、境内には八坂神社、春日神社、金刀比羅宮、天満宮などが祀られておりますが、明治四
十二年(1909年)の合祀令により統合されたものです。
   平成十七年三月
                             城山町教育委員会


川尻八幡宮の参拝を終え、かたくりの里の駐車場へ戻ることに。
県道沿いの川尻八幡宮の駐車場入口に「↑ P かたくりの里」の看板。


道路の向かい側に庚申塔と道祖神。


ズームアップ。


歩行者用の道案内「 ← 徒歩7分」。


広い民家の庭先に板で囲った花壇であろうか。


よく見ると野菜も植えられており収穫しやすいのでグランドレベルより20センチほど嵩上げ。


民家の片隅に石碑。
右側の石柱は欠けて補修されていたが「竹本仲儀太夫之碑」と。
側面には「明治三十?年十月建之」。


竹本義太夫をネットで調べると「江戸時代の浄瑠璃語り、義太夫節浄瑠璃の創始者」であると。
ここ川尻との関連は?。


住宅街を抜け、”城山かたくりの里” へ。


城山かたくりの里の「おみやげ広場」。
地元野菜、饅頭、弁当等が販売されていたがこの時間には弁当は完売。


日本かたくり、雪割草等の販売も。


”日本かたくり”、”紅ミツマタ”はそれぞれ1500円と高価。


雪割草は700円。


古い蔵が現存しており何か展示しているようだったが「休館」の札がぶら下がっていた。。


裏の駐車場は満車状態。


駐車場脇に咲いていた ”陽光桜” 。  


14:45
約4時間の城山かたくりの里、川尻八幡宮の散策を終え次の場所へ行くことに。


              
                                     ー 続く ー





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最終更新日  2024.04.19 03:00:09
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