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カテゴリ:近隣の市の歴史散策
”松田町寄ロウバイ園”の上にある寄展望台から今日の目的地「土佐原のしだれ桜」へ下りる。
今はもうない集落の名 ”寄村”。明治9年(1876)に近隣の七つの村が合併してできた村である。 七つの村は萱沼、弥勒寺、土佐原、宇津茂、大寺、中山、虫沢。1955年に松田町と合併し、 寄村の名前は消えた。 4月10日(水) 9:55 土佐原遊歩道入口に立つ案内板。 ![]() 土佐原遊歩道から ”満開の土佐原のしだれ桜” を見下ろす。 ![]() この絶景をスマホで撮影、知人へ送信。 ![]() 狭い坂道を下り民家の庭先に。 ここは1月にも訪れており今回が二度目である。 下の道からは右側を登ってくる。 ![]() 土佐原のしだれ桜 所在地:神奈川県足柄上郡松田町寄 3571 宇津茂農道側に建つ民家の庭先に見事な桜の木がある。樹齢約250年とも言われる寄を代表す る大きなしだれ桜である。庭先にはテーブル、椅子が用意されていた。 ![]() しだれ桜は樹齢約250年になり枝には添え木。 樹高12m、枝ばり14m、幹回り2.5mで「寄五大しだれ桜」では最も古いしだれ桜である。 種 類:エドヒガン (シダレザクラ) ![]() 満開のしだれ桜と菜の花とのコラボが素晴らしかった。 10時頃であったが民家の方もおられず独り占めした空間であった。 ![]() 猫の目視線で見上げる。頂上部は枯れているのか。 ![]() 幹をズームアップ。 ![]() 満開のしだれ桜。 ![]() しだれ桜の根元には石祠が置かれていた。 ![]() しだれ桜をズームアップ。 ![]() 庭先にはミツバツツジも咲いていた。 ![]() 出来れば民家の方と”しだれ桜”について話をしたかったのだが。 ![]() ロウバイの新芽と丸いのは実であろうか。 ![]() 誰もいなかったので約15分ほどの滞在で ”土佐原のしだれ桜” を後にした。 ![]() 土佐原のしだれ桜の裏山に登り見下ろす。 ![]() ほうき桃とのコラボ。 ![]() 急な坂を登り土佐原遊歩道へ戻り、土佐原のしだれ桜を見下ろす。 ![]() 土佐原遊歩道を進み、路面にサクラの花びらが散っていた。 ![]() 急なカーブを曲がると目の前の斜面にしだれ桜が咲き乱れていた。絶景だ! 今年も行けなかった甲府盆地の桃源郷を思い出す景観だ。 ![]() 土佐原休憩地に広がるしだれ桜。 ![]() 斜面に、ハナカイドウも咲き始めていた。 ハナカイドウの科名 / 属名は、バラ科 / リンゴ属。 ![]() ハナカイドウは一般に「カイドウ」とも呼ばれて、日本では広く北海道南部から九州まで栽培 されています。リンゴと同属の落葉果樹で、原産地の中国でも古くから栽培され、その花の美 しさは、中国の唐の玄宗皇帝が酔って眠る楊貴妃をハナカイドウにたとえたように、昔から美 人の代名詞として使われるほどです。4月から5月の庭に新緑が目立ち始めるころに枝を埋める ようにして咲くピンク(淡紅色)の花が目に鮮やかですと。 ![]() ズームアップ。 ![]() 土佐原休憩施設 所在地:神奈川県足柄上郡松田町寄 3563 施設に「土佐原休憩施設 平成2年度 新農村地域定住促進対策事業」と。 土佐原遊歩道の上に建つ施設で建屋には上らなかった。トイレ施設があったか。 ![]() 斜面に咲き乱れるしだれ桜。 ![]() 傾斜地には、茶畑が広がっていた。茶畑が多かったがブランド名は? ![]() 土佐原遊歩道の西側。 土佐原休憩施設の下に数台の駐車スペースであったか。 ![]() 土佐原遊歩道下の斜面。 ![]() 自然遊歩道土佐原路線案内図 延長726m ![]() 案内板には、鍋割山方面 表丹沢県民の森 3.5km 1時間15分 土佐原しだれ桜 0.4km 10分 寄自然休養村管理センター 1.2km 30分 ![]() この先に”道祖神”があったのでスマホの案内で土佐原遊歩道を進む。 遊歩道脇の斜面に朝露が付いたスミレが咲いていた。 ![]() 名前はわからないが。スミレは春先に可憐な花を咲かせる。 ![]() シャガも咲いていた。 根が広がり群生地を作るシャガである。 ![]() ズームアップ。 ![]() 振り返ると斜面にピンク色のしだれ桜が聳える。 ![]() ハナカイドウにも朝露。 ![]() ズームアップ ![]() 山野草が咲く道路脇の斜面に ”イチリンソウ” の群生地があった。 ![]() イチリンソウの科名 / 属名は、キンポウゲ科 / イチリンソウ属(アネモネ属)。 ![]() イチリンソウは本州から九州の野山に生える代表的な「春植物」で、人里でも見られ、春に咲 くかわいらしい白い花は多くの人に愛されている。 ![]() 道を間違えた先にもしだれ桜が聳えていた。 寄五大しだれ桜に負けじと聳えていたが。ここでも電柱・電線が景観を損なう。 ![]() 道祖神を探してスマホの案内で進むが近くに来てもそれらしきものがなく。 ちょうど散歩中のご婦人がおられ聞くと「この上です」と。 ![]() 寄土佐原道祖神 道路から数十メートル上ると廻りをきれいに清掃された広場に道祖神があった。 ![]() 双体道祖神は覆い屋の下に並べられていた。 ![]() 道祖神の前にはお供え物もあり、広場も整備されていたので集落の方の信仰心が伺える。 ![]() 10:45 林道への坂道の除草をしている人がおられたが挨拶をしても。下の林道沿いの家は空き家に。 ![]() ー 続く ー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.05.06 09:17:33
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