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カテゴリ:近隣の市の歴史散策
石戸蒲ザクラの後はこれも咲き終わっている「普門寺のしだれ桜」を訪れる。 4月15日(月) 9時過ぎ 目的地を「普門寺」にしカーナビの案内に従って県道57号線(さいたま鴻巣線)を南下。 ![]() ここを斜め左方向の国道17号(上尾道路)へ進む。 ![]() 石戸蒲ザクラから ”普門寺” へのルート。Googleマップより。 今日の目的地がこの辺りに集中しており、電動アシストの愛車リンちゃんがあればと。 インタは今朝下りた圏央道の ”桶川北本I.C” 。 この辺りは桶川市と北本市の境界地になっている。 桶川市 桶川市は東西約8km、南北約4kmで埼玉県の中央に、また日本列島のほぼ中央に位置し、東は 元荒川をへだて久喜市および蓮田市に、西は荒川を境に川島町に、南は上尾市および伊奈町に、 北は鴻巣市および北本市に隣接している。昭和45年(1970)に市制施行。 人口は約7万5千人。市の木:ケヤキ、市の花:ツツジ。 その昔、江戸から10里、近隣からの農産物の集散地という地の利を得て、人々が自然に集まっ てくるため、中山道の宿場町として栄えた。 ![]() 普門寺へはこの交差点を左折。正面は桶川北本インタの北側。 ![]() 交差点名は「桶川市 川田谷(市場)東」。 ![]() 9:10 川田谷(市場)東交差点を左折して直ぐにある、普門寺参道。 参道沿いに赤い頭巾をかぶった地蔵が並んでいた。 ![]() 天台宗 普門寺 所在地:埼玉県桶川市川田谷(かわたや)6663 天台宗寺院の普門寺は、諏訪山福聚院と号す。普門寺は、慈覚大師が当地巡錫の際に飢餓に苦 しむ人々を助けたことを後世に残すため、食物を給した小屋の跡に一寺を建立したと伝えられ、 貞享5年(1688)に再建した旨の棟札が残されていたという。江戸期には川田谷諏訪神社の別当 を務めていた。当寺の枝垂れ桜は市文化財に指定されている。足立坂東観音霊場18番である。 境内の堂宇は1棟で「普門寺観音堂」のみ。 ![]() 参道の北側には満開のソメイヨシノが聳えていた。 右側には予想通り咲き終わったしだれ桜。 ![]() 先程の交差点を振り返る。 道路脇には小さいが「普門寺のしだれ桜」の案内板が立っている。 ![]() 境内に並ぶ石仏、頭巾をかぶった六地蔵であろうか。 ![]() 二つの地蔵に頭がない、六地蔵。 地蔵には、戒名?が書かれた白い札が貼られていたがこの地方の風習であろうか。 ネットで調べると「地蔵札」と。 ![]() 参道側にも古い地蔵があり紙が貼られていた。 ![]() 観音堂の裏から北方向には右側に市文化財に指定されている ”しだれ桜” 。 ![]() ズームアップするが同時に咲くことは・・・。 ![]() 観音堂前に並ぶ地蔵群。 ![]() 咲き終わった普門寺のしだれ桜。 普門寺のしだれ桜は、エドヒガンザクラの変種でイトザクラとも呼ばれている。高さ11.5m、 推定樹齢約190年とされるこのしだれ桜は、毎年3月中~下旬ごろ小振りで、可憐な花を無数 に咲かせ近隣の人が訪れる。見学、駐車料金は無料。 ![]() ソメイヨシノは満開、しだれ桜は葉が滝の如くに。 しだれ桜の周りはロープが張られ立入禁止。 ![]() 満開のしだれ桜を見たかった。 例年の見頃は3月末と。 ![]() 石柱には「普門寺のしだれ桜」と。 ![]() 周りは竹林が迫る。 ![]() 桶川市指定文化財 天然記念物 普門寺のしだれ桜 平成八年五月二十八日 指定 東叡山泉福寺の末寺である諏訪山福聚院普門寺(ふくじゅいんふもんじ)は、平安時代にあたる 天長年間に慈覚大師がこの地を訪れ、 飢饉に苦しむ人々を助けたことの記憶をとどめるために、 後世、食物を給した小屋の跡に一寺を建立したと、開山の由緒を伝えています。 現在は堂宇を失っている普門寺ですが、江戸時代には幕府より寺領三石の朱印地を与えられ、 また、石戸領総鎮守であった諏訪神社の別当としても栄えました。 枝垂桜は、エドヒガンザクラの変種であり、イトザクラとも呼ばれています。 普門寺のしだれ桜は、毎年三月末、枝垂れた枝に付く無数のつぼみが花開き、小ぶりの花が 咲き連なるその豊かな彩りは、人々に春の盛りの到来を告げてくれます。 樹 齢 180年 樹 高 11.5メートル 枝張長 11.4メートル(東西) 13.6メートル(南北) 胸高直径 65.3センチメートル 根元径 102.0センチメートル 平成十年三月 諏訪山福聚院普門寺 桶川市教育委員会 ![]() 樹高が11.5メートルのしだれ桜を見上げる。 ![]() 西側から手前にソメイヨシノ、後方にしだれ桜。 ![]() ソメイヨシノの樹齢も何年であろうか。 ![]() 満開のソメイヨシノ。 ![]() しだれ桜の下から観音堂を望む。 ![]() しだれ桜の根元は立入禁止で養生。 ![]() 駐車場に戻り振り返る。電線が景観を失うと。 次の目的地は近くの北本市にある「善照寺」に。 ![]() 日蓮宗 善照寺 所在地:埼玉県北本市石戸宿4丁目190 普門寺の西側にあり県道57号線(さいたま鴻巣線)沿いにある新しい寺院である。 ![]() 門前に掲げられていた表札。 日蓮宗寺院の善照寺は、北辰山と号する。善照寺は、試諦院日尊(昭和15年寂)を開山として、 昭和44年(1969)に創建したという。 ![]() 県道沿いの門扉は閉まっていたが施錠されていなかったので中へ、観音菩薩であろうか。 ![]() 善照寺本堂 境内、墓地であったか本堂へは施錠されていたのでここで引返す。 ![]() 9:30 諏訪神社交差点 善照寺から東へ走り普門寺前を通り抜け次の目的地「諏訪神社」へ。 交差点手前右側に駐車スペースがあったので駐車して参拝することに。 ![]() ー 続く ー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.05.14 03:00:12
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