テーマ:戦争反対(1185)
カテゴリ:日々雑感
わが国の採りうる政策としての「非核三原則」は
米ソの核開発競争の他に、隣国の中華人民共和国が 核兵器を保有したことを受けて政府部内での検討を 経て、最終的に米国による「核の傘」に入ることを 事実上決定したものです。 最近は各所で核武装について議論が始まっている ようですが、現時点では米国政府は日韓台に対して 「核の傘」を差し掛ける政策は不変である旨を表明 していますので、事実上極東3カ国の核武装は容認 しないということだと理解すべきでしょう。ただし、 世界情勢が変化した場合にはその限りではないとい うことです。 話は飛びますが、在日米軍や自衛隊におけるミサ イル防御網の整備ですが、パトリオットシステムの 最新型が新たに整備されるようになっており、沖縄 に米軍のシステムが搬入されようとして「市民団体」 が阻止行動をしていました。この件については在京 のキー局が大きな関心を抱いていないのか、大きな 採り上げ方をしていませんね。ミサイル防御システ ムとしてのパトリオットは中長距離防御網であり、 台湾から奄美周辺までカバーする程度でフィリピン や九州地方などには別に配備されます。これが実戦 配備されてしまうと北朝鮮はもとより中華人民共和 国や極東ロシアの核兵器が無効化されてしまいます。 そのあたりも中華人民共和国が神経を尖らせる元凶 とも言えます。もちろん、パトリオットだけではな く、中短距離の防御システムや近接防御システムと 言ったものがすべて揃ってしまえばという意味です。 いわば中国包囲網の一環と言うことなのでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.10.22 06:01:14
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