テーマ:政治について(19862)
カテゴリ:日々雑感
今般の参議院議員選挙に自由民主党(以下自民党)が敗北を期して以降、安倍首相の政権維持についていろいろと喧しい。特に大量の落選者を出した津島派(旧田中派系)などの恨み節は中でも激しいものになっている。
そんな中、小池百合子防衛大臣が訪米した際のアメリカ政府での取り扱いには大いに注目をすべきことなのかも知れない。これは安倍首相が官房長官時代に訪米したときよりも重い扱いです。もしかするとアメリカは次の次か、あるいは次の首相候補と看做しているのかも知れませんね。日本では特に自民党の防衛族や防衛庁の私服組辺りからは受けの良くない小池氏ですがこのまま行くと瓢箪から駒が出るかも。 今、安倍首相が8月末に予定している自民党3役人事及び内閣改造に向けて人事構想を練っている最中ですが、ここで誰を重要ポストに置くのか、特に自民党幹事長、外務大臣、財務大臣、防衛大臣に誰を配するのかが問われています。 麻生外務大臣を幹事長にする案が急浮上しているのですが、麻生氏は20人未満の小派閥を率いているだけですので、これに対する抵抗も激しく、麻生氏を幹事長にするなら谷垣前財務大臣か福田康夫前内閣官房長官を外務大臣またはその他の重要閣僚にするよう、でしゃばりオヨネこと森喜朗元首相などが事ある毎に喋っています。 私は基本的に小泉前首相がそうしたように森元首相の発言は雑音として聞き流し、無視することが指導力の回復ひいては政策遂行の上で必要なのではないかと考えています。 それと、対米関係などを考慮するのであれば、小池氏の防衛大臣続投あるいは外務大臣への横滑りが必要なのではないかと考えています。 改革を続行しようと言うのであれば特に森元首相の発言は無視しなければならないでしょう。今回の参議院選挙敗北の一因を作ったのは森元首相などから出た郵政改革反対派議員の復党問題などが絡んでいるのですから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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