カテゴリ:英語で読書
先日ご紹介した「Frog and Toad」と同じくArnold Lobelさんの作品です。
こちらもほんとうに心を揺さぶられる名作です。 船旅に出たお父さんとお母さんは、嵐にあって帰って来ませんでした。 一人ぼっちになった小さな子象は、おじさん象と暮らし始めます。 おじさん象は泣く子象のために、庭に咲いている花たちに紹介したり、歌を作ったり、おもしろい格好をして笑わせたり、やっと子象に笑顔が戻ってきました。 そんなある日、二人に一通の電報が届くのです。 子供のための本ですから、短くて簡潔で、そしてリズミカルな文章。 二人の生活がほのぼのと伝わってきます。 そしてあまり触れられないのにもかかわらず、おじさん象の気持ちが痛いほど伝わってきて、胸が痛みました。 Uncle Elephant kissed me good night and closed the door. この最後の一文を、何度も読み返しました。 挿絵は抑えた地味な色調で、それがかえって読み手のイメージをかきたててくれます。 子供向けのものは明るくカラフルなものが多い日本とは、正反対ですね。 私はだんぜん、地味な絵のほうが好きよ。 【8月末まで★レビューを書いて送料100円♪】幼少の頃に戻れるストーリー。Uncle Elephant【P】(Arnold Lobel/アーノルド・ローベル)【知育・多読・英語教材にピッタリ♪】【洋書絵本 英語の絵本】【5000円以上で送料無料!!】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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復帰うれしいです。
すっかり英語ばなれで、口をついてでなくなりました。ボケ防止に「すこしずつ読み始めねば」と思っているのですが、いつになることやら (2009.02.12 22:43:27)
読んだことはないけど、その英文を見ておじさん象の優しさや子象の心を想像しています。
こういう文で英語にふれてくれたら私も苦手意識を持たなかったかも・・ (2009.02.13 21:25:32)
> 子供向けのものは明るくカラフルなものが
> 多い日本とは、正反対ですね。 あ、なんか判る気がします、それ。 文化の違いですよね。 子どもはほんとはおどろおどろしい のとか、影がある感じの絵とかを 結構好きなんですけどね。 英語の勉強、がんばってくださいませ。 (2009.02.14 07:22:22)
cyn1953さん
>復帰うれしいです。 ありがとうございます。これからもよろしくね。 >すっかり英語ばなれで、口をついてでなくなりました。ボケ防止に「すこしずつ読み始めねば」と思っているのですが、いつになることやら そうなんです。英語で仕事がしたいわけじゃないし、旅行の予定もない。英語で話すチャンスなんか皆無です。 私もボケ防止ですよ。 (2009.02.14 13:30:12)
プックミさん
>読んだことはないけど、その英文を見ておじさん象の優しさや子象の心を想像しています。 >こういう文で英語にふれてくれたら私も苦手意識を持たなかったかも・・ 確かにそうですね。余裕ができたら、ブックミさんも読んでみてね。 (2009.02.14 13:31:48)
ミシェル・デマルケさん
>子どもはほんとはおどろおどろしい >のとか、影がある感じの絵とかを >結構好きなんですけどね。 大人だってそうだもん、子どももそうなんでしょうね。「ほんとうは怖い」シリーズみたいなのもありましたね。 (2009.02.14 13:37:50) |
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