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15日の午前3時30分頃病院から電話があり、「危篤」とのこと。お祖父ちゃんを拾って、4人で病院へ。着くと、心臓マッサージをしているところ。そのうち病院の院長でもある次男到着。しばらくして、3時半頃心停止して、一度だけマッサージに反応したけど、後は反応しないので、もう止めようという話があり、4時47分に永眠したことになった。実際は1時間前に亡くなっていたんだよね。
実は1月2日に家族で新年会をして、お見舞いに来た時、呼吸が浅くなって、ICUに移され、人工呼吸になった。その後持ち直して、一般病棟に写っていたので、お祖父ちゃんとしては、まだ大丈夫だと思っていたらしい。自分の両親には延命治療をしなかった私から見ると、無理矢理生かしている気がしたが、お祖父ちゃんはなにがなんでもこの世に引き留めておきたかったようだ。とても仲の良かった夫婦なので、それも一つの愛の形かとは思うけど、お祖母ちゃんはもっと安らかに死にたかったのではないかと思わなくもない。わたしは、胃瘻も人工呼吸も心臓マッサージもしないで欲しいとまさどんに言っておいた。 何しろ、手は固まっているし、足も曲がっていて、その姿勢はどうにもならなかった。体重は20キロだったそうだし、本当に骨と皮だった。ただ、肌が丈夫な人だったので、顔はとてもきれいで、蝋人形みたいにならず、最後まできれいだった。本人の好きだった着物を着せてもらうとよく似合って、多分本人も満足してくれたと思う。 ダンナの弟たちは、特に五月蠅いことはなく、お祖父ちゃんがどうしてもお祖母ちゃんを一人にしたくないというので、それだけがややこしかったが、総じて良い葬式だったと思う。 婚家は日蓮宗で、うちの坊さんやたら激しいのは知ってはいたが、葬式でも激しいパフォーマンスで、講話の内容も激しくて、みんなで感心。三途の川に着く前に七日かけて氷の刃の生えている山を登り下りするんだって。三途の川も生前の罪深さの度合いで3種類の渡り方に分けられて、最悪の場合は大変らしい。どれでも7日間かかって渡るんだって。浄土真宗なんかは、「南無阿弥陀仏」ですっと行けてしまうらしい。 京都は向日市や長岡京市の焼き場もかねているので、骨上げも直接骨を拾って骨壺に入れるのでびっくり。普通箸で拾って、必ず別の人に渡してから入れるよね~。前橋では必ずそうするようにと言われたし。時間の節約のためなんだって。これもびっくり。 総じて、思ったほどの関東と関西の差はなかった。本当は凄くあるんだろうが、都会的な葬儀を選んだ結果、同じようになったという気がする。大概のことは葬儀社の人が指示してくれるので、遺族はそれに従うだけ。楽だった。 関東はこのあと35日か49日飛ぶけど、関西は「お逮夜」と言って、7日ごとに坊さんが来るのだよ。木曜日なので、2月3日までは行けないが。 今日は授業したけど、明日は休みなので、いっぱい寝ます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年01月19日 01時56分19秒
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