カテゴリ:株式投資
相変わらず、東証はどっち向いて走っているのかわからない状況です。
米国では、原油安ということもあって、史上最高値手前のところまで来ました。 今晩のダウ、NASDAQは、ややプラスです、米国経済の景気減速予測が出されている割には強い数字ですね。 日本人で、日本株には見向きもせず、米国株を買い支えしている資産家がたくさんいるんでしょう。 日本でも、投資信託は好調なのだそうです。 しかも、日本で投資信託を買う人は、損をしようが手数料をどう取られようが文句を言わない、おとなしい資産家ばかりなのだそうです。 ところが、経済は好調であるという政府の弁にもかかわらず、日本では、日経平均は史上最高値38915円と比べて半分以下です。 バブル崩壊以降で見ても、'96年6月の22666円に全く手が届きそうもありません。 少子高齢化のせいなのか、日本人が働かなくなったからなのか、自民党長期政権のよどみのせいか? 2000年のITバブルのときに一時2万円を超しましたが、あのときは、CSKでも16000円まで行きましたから、腰を抜かしました。 ですが、そのときから、外人投資家は、6年連続して6兆円を超す買い越しなのだそうです(こちらを参照)。 それに対し、国内の個人投資家は、4兆5千億円の売り越し。 先日来、当ブログでは、日本人投資家の消極性に嫌気がさすと書いてきましたが、数字の上でも裏付けられてしまいました。 その結果、キヤノンの外人比率は46.9%、ソニーの外人比率は49.3%、ゴーンさんの日産の外人比率は69.3%です。 こうやって、日本を代表する企業の株をどんどん安値で外人さんに譲り渡していて良いのでしょうかね? 過半数を握られてしまえば、日本人が汗水垂らして働いて上げた利益を外人さんに貢いでしまう、ということです。 CPUはインテルに、OSはマイクロソフトに世界的な独占を許して、今また、IT産業を叩いている輩がたくさんいるのを見ていると、本当にため息が出てしまいます。 ---------------- 理工系受験生向け大学入試問題研究サイトはこちら 大学入試問題検討ブログはこちら ---------------- コメント、トラック・バックはこちらへお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007/04/06 01:10:16 AM
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