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ラスタ・パスタのレレ日記

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2008年02月11日
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テーマ:ハワイ生活(909)
カテゴリ:音楽:CD
「Nature Sprit」、押尾コータローの新作「Nature Spirit」は、なぜかハワイの香りがする。はじめは、どうしてそうなのかわからなかったが、
CDを聴いて行くうちに、だんだんなぜかわかってきた。

Nature Spirit中
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収録曲は
01: Deep Silence
02: Rushin'
03: DREAMING
04: My Home Town
05: TREASURE(アルバム・バージョン)
06: Buzzer Beater
07: ノスタルジア
08: 渚 with Jake Shimabukuro
09: 永遠の青い空
10: Hangover
11: IN MY LIFE with Jake Shimabukuro
12: PEACE!
13: スマイル
14: Christmas Rose


今回の作品は、押尾コータローお得意の、
パーカッシブ奏法や、スラッピング、弦をタッピング、ハーモニクス奏法を駆使して、まるで、ベースとギターとパーカッションを一人で演奏しているような曲、

たとえば、最初の曲、「Deep Silence」などの、軽快なナンバーもあるが、

むしろ、ぼくの印象に残ったのは、地味な「My Home Town」や「ノスタルジア」など。

なぜか、ハワイの日系人スラック・キー・ギタリスト、オジー・コタニやスティーブ・サノが奏でるギターのような、どこか懐かしい、やさしい感触を感じた。

ジャケットの中に、押尾コータロー自身による、各曲の簡単な紹介文があるが、その前に、全体を通して、

「大きな緑に包まれて、自然のに溶け込んでいくと、自分自身も自然の一部だと感じる」というような文章がある。

ぼくが、この「Nature Spirit」に、ことさらハワイを感じたのは、この押尾コータローのこのアルバムに対する取り組み方のせいだ、と思った。

ハワイの音楽は、いや、そもそもハワイでの生活は、自然のリズムの中にあり、自然に溶け込み、そこで感じる雨や霧、風の流れ、光の動き、そんなものを感じながら作られているものが多い。

そして、はからずも、今回の押尾コータローのアルバムは、そうした姿勢で作られており、ぼくはそこに「ハワイ」を感じたのだと思う。

今回の「Nature Sprit」、押尾ファンの意見は2分されているみたいだ。
それは、押尾の原点回帰として歓迎する声と、
全体がなんだかぼんやりしていてはっきりしない、という声。

確かに、メロディが明確な曲もあれば、十分聴きこんでいかなければ、それがはっきりしない曲もある。

また、押尾の曲作りの、ワンパターン化は前から指摘されている点でもある。

しかし、ぼくは、このCDを、昨日の東京のように、外は寒いけれども、低く南から南西のひざしをたっぷりあびて陽だまりになっているリビングルームで、なにもせず、ただ、ぼーっとしながら聴いているのに最高の音楽だと思った。

なにもしない。ただひだまりの暖かさと、音楽に身を任せた、最高のリラクシング・ミュージック。忙しい日常から離れて、自分に帰る時間。
押尾の音楽そのものが、自然の風や光のゆらぎを表現しているかのように感じられる、その感覚。これは、とっても気持ちいいものだった。

そして、このアルバムには、2曲ほど、ジェイク・シマブクロのウクレレとの共演作がある。

8曲目の「渚」と
11曲目のビートルズの「In My Life」

「渚」では、押尾がかなでるギターに、ジェイクのウクレレがしずかに寄り添うかのような演奏。

ウクレレの音を聴きなれていない人には、どのパートがジェイクなのか、一聴しただけでは、分かりづらいかもしれない。
それほど丁寧に、押尾によりそうジェイク。

「In My Life」は、ジェイク自身も、ベストアルバムの新曲として単独でレコーディングしている曲だが、今回は、押尾のギターとの共演である。

最初は、押尾のギターがメロディを弾き、次に、ジェイクがメロディを弾く。
最後に、ジェイクが原曲にないメロディをソロで弾く。

とっても繊細な音をふたりが奏で、タイミングをあわせて静かに余韻を残して曲が終わる。

このアルバムのベスト・トラックだと思う。

押尾自身が、この曲をレコーディングしたとき、「心の深いところでジェイクと繋がった気がする」と書いている。「また、いっしょにやろうね、ジェイク。」と。

ジェイクとの2曲だけ、Big Island ハワイ島でのレコーディングとなっている。

ジェイクとの絆、そして、このCDの「ハワイ」を感じさせる、自然との調和、自然との一体感は、初回限定盤についている、DVDをみると一層はっきりする。そうか、やっぱりぼくが最初に感じたとうりだったのかと。

DVDの収録曲は
Kotaro Oshio in Big Islandと題されていて、
01. Aloha
02.  渚
03. Kalo
04. In My Life with Jake Shimabukuro
05. Mahalo

なんと、このDVDの中で、3曲、
「Aloha」
「Kalo」
「Mahalo」

で、押尾はウクレレを弾いているのだ。
ギターで養った強靭なストロークに慣れているせいか、残念ながら、かれのウクレレを弾く右手は、強すぎて、音の粒粒がそろっていないのだが、
それも味と思えば、魅力にかわる。
超一流ギター奏者のへっぽこウクレレ、それがかえってウクレレの素朴な味わいを引き立てている。

CDとは違い、ひとりで、ハワイの海岸で「渚」をギターで弾く押尾。
そして、なによりDVD最大のプレゼントは、ジェイクとの「In My Life」のレコーディング風景を映したトラックだろう。

押尾とジェイクがいかに、丁寧に音楽を作っていくかのプロセスが映されている。ジェイク自身がすでにソロでレコーディングした曲「In My Life」を、
押尾とのデュオ演奏用に、アレンジし直して、ウクレレの弦を弾いては、楽譜に書きこんでいく姿。

押尾の演奏にうなずく、ジェイク。
ミキサーの指示。
ジェイクとのレコーディングを楽しみながら、音楽の繊細さを表現する押尾。

こんなふうにしてふたりは、音を創っていたんだなあ、とその様子が手に取るように伝わってくる。

押尾コータローとジェイクは、共通点が多い。ふたりは、どこかでつながっている。音楽に対する情熱と愛情、ひたむきさ。ファンを大切にするところ。
歌ではなく、弦楽器1本で表現するさま。お互いがお互いを敬愛しているさま。

ぼくのまわりにも、両方のファンだ、というひとは多い。

そんな押尾コータローの、「自然のスピリット」「Nature Spirit」
押尾ファンにはもちろんお勧めだけれども、ジェイクのファンにもぜひオススメしたい。

そして、買うなら絶対に、初回限定盤のDVD付きだ。





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最終更新日  2008年03月09日 21時29分56秒
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