秩父夜祭臨時駐車場で500円払って無料のシャトルバスに乗り換える。
秩父市立病院で下車して少し歩くとちょうど本町(もとまち)の屋台が交差点で方向転換を始めるところだった。
この方向転換も秩父夜祭の見せ場だ。長い角材をテコにして10トン以上もある屋台を浮かせて方向転換するのだが
釘1本使ってない屋台がきしむ姿は圧巻。
あと、2台屋台が通ると聞いたがとりあえず秩父神社方面へ向う。
道は出店と客でいっぱいだ。
そこへ次の屋台が。
ほぼ道路幅一杯で来るので大変だ。
混雑の中秩父神社に到着し、その後、裏の裏を通って神社手前の交差点へ。
そこには秩父夜祭最重量の20トンを誇る下郷笠鉾が待機していた。
そこに始めに見た本町の屋台が来てまたもや交差点で方向転換。
なにしろ本町の屋台は車輪のきしむ音がすごい。
いよいよ秩父神社を御神幸行列が出発。続いて秩父神社境内で国指定重要無形民族文化財の「屋台芝居」を上演していた当番屋台が出発。そして下郷笠鉾もその巨体をきしませながら方向転換して出発。
すでに花火も始まっているが近くの店舗がじゃまで少ししか見えないので移動。
秩父夜祭最大のクライマックスである団子坂方面に進むが人が多すぎてなかなか進めない。
やっと近くまで行ったがやはり先客が多すぎて屋台の頭くらいしか見え無そう。やはり有料の席を確保してないときつい?しょうはないので秩父市役所へ行くと花火が良く見える。
花火も普通の花火大会とは違い良く分からないが花火師の競演なのか?変り種の花火が次々披露されるので花火大会としても楽しめる。
とは言え、歩き疲れと寒さをしのぐため近くの夢庵で小休止。
せっかく蕎麦の里秩父に来て夢庵の蕎麦もないだろ。といことで牡蠣鍋と鳥の唐揚げと揚げ出し豆腐と生ビールだけにして、しばし室内から花火を楽しむ。
身体も温まったところで今度は西武秩父駅へ向う。ここには大型ビジョンで団子坂の様子を流している。
ここでまたもや「きのこうどん」と「みそおでん」を食べる。そしてどうにか団子坂に近づけないか?とウロウロ。
露天の裏を通りスルスルと進むとなんと団子坂の登りきった場所に出た。
というわけで、ラッキーにも秩父夜祭最大の見せ場を見ることが出来た。
しかし、終わってから交通規制がなかなか解けない。警察官が制止する中、2人でうまーくすり抜けて、屋台が上がって来た道には出られたが、反対側も押えられており行き場がない。
結局シャトルバス乗り場の秩父市立病院にたどり着いたのは、シャトルの最終時間と言われていた11時ちょうどくらいだった。しかも駐車場まで戻るとまだクルマが半数近く残っていた。
話によると団子坂の下りがまたすごいらしい。
こんどはもっと早く行ってシャトルバスを使わない駐車場に停めようと思った。
帰りは寄居まで裏道だったので渋滞知らず。
皆野寄居有料道路との合流地点からは少し混んだが問題なし。それにしても他県ナンバーの多いこと。
都内からの観光ツアーバスで来てる人も多いが家がバスの着地点から離れてたら帰れないからねぇ。
電車も臨時があるのだろうがその先は終わってるだろうから、どっちかというと練馬や品川ナンバーより野田とか群馬、栃木系が多かった。そして意外に少ない大宮ナンバー。
埼玉県の県民性だろうか?京都や高山には行っても秩父には行かない?
まぁ、オレだってこの年まで生きて来て初めて秩父夜祭に行ったんだから人の事は言えない。
てか、今のままであれ以上人が来たらマジで身動きできないだろ。
発表では19万人と言う事だったがあれってあてになるのかね?