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2013年06月16日
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カテゴリ:私のすきなこと
今日は第3日曜日だから、お寺さんがくると思って、いつもと同じ6時半ごろに起きた。
7時にはお寺さんから電話があって、今日行きますということだったが、こちらも準備しているので、特にどうということはない。
で、お寺さんの話によれば、昨日本山のほうの偉い方が法話ということで、お話に来ていた(私はまったく知らずに行って、まあ付き合いだからと聞いていたが、話自体はそこそこうまかったと思った。)が、今日は昼から本山のほうへお礼のあいさつにいかないといけないらしかった。
法話だけ聞いていると、気さくな感じの人に思ったが、やっぱり御大層なものなのだと思った。
昼から、文楽を聞きに行く。「鑑賞教室」ということで、浄瑠璃、三味線、人形遣いの人たちが、どのように表現を工夫しているかということの解説が入る。
最初は、安珍清姫の物語で、清姫が日高川を渡ろうとして、船頭と押し問答になり、渡してくれないとわかって、安珍に対する思いや悔しさやらさまざまな葛藤で、蛇となり日高川を渡るというシーン
解説の後は、絵本太功記 明智光秀が信長を討ち、自分もまた戦いに敗れてしまうまでの話を秀吉のほうではなくて、明智のほうを中心に描いた話で、
有名な尼崎の段だった。
旅の僧にふんした秀吉を尼崎でくらしている光秀の母が一夜の宿を貸してやる。
母は光秀が信長という主人を殺したことが、人倫にもとる大罪だと嘆いている。そこへ光秀の妻と光秀の息子十次郎のいいなずけが訪れる。
十次郎は秀吉の軍と戦うために出陣するが、戦況は圧倒的に不利で討ち死に覚悟。
十次郎といいなずけは今生の思い出にと杯をかわして、出陣していく。光秀は、秀吉がいることを悟り、風呂場に入ったところを竹やりさしたが、母がそれと知って、身代りに刺されて瀕死の重傷。(母は、光秀がとんでもないことをしているので、これ以上罪をおかさせないために身を犠牲にした、悪いことをしないようにといさめるが)光秀は信長こそが大悪人で、自分は正義だと思っているので、聞き入れない。
十次郎が、負け戦で瀕死の重傷をおって帰ってきて、女立ちは鳴き騒ぐ。ここは、まさに肉親、愛する者への思いがでるところ。
結局、母と息子は死んでしまい、正体を現した秀吉と光秀はいずれ雌雄を決せんと別れていくところで終わる。
それぞれ、浄瑠璃、三味線、人形と若手の方がやっておられるので、なかなか頑張っておられるという感じが伝わる舞台だった。





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最終更新日  2013年06月16日 21時22分47秒
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