テーマ:街でみかけた奇妙なもの(502)
カテゴリ:きみょうなもの(peculiar)
ニューヨークでは 路上で商売をするためには 許可が必要である。 んが。観光客の多い通りでは あちこちで、販売許可を持たない皆さんが、 偽ブランド商品等を売っている。 バルセロナも事情は同じなのだろう。 夜が更けると わらわらと、どこからともなく 偽ブランド商品等を担いだ方々がやってきて 路上で観光客を相手に商売をしている。 ニューヨークでも、バルセロナでも 警官がやってくると そういう方々は、ささっと店じまいをして 警官がいなくなると、また店を開くのは まったく同じ光景である。 しかし。 バルセロナの皆さんの手際が あまりにも、素早く美しく これは、一種の芸術だなと思ってしまった。 まず最初に 四隅にひものついた風呂敷の上に 偽物バッグを並べる。 上の写真は、店開き直後の写真で きちんとバッグが並んでいないこともあり 少しわかりにくいのだが 四隅についたヒモは、 風呂敷の上で、対角線上につながっている。 その繋がったヒモの中心を持ったまま 商売をするのである(参考写真(←クリック)) 警官がやってきたら、ひょいっと、 そのヒモをひき… サンタクロースのように荷物を担いで その辺をうろうろし… 警官がいなくなるのを待って また、店開きをするのだ。 広場に、何十人という物売りがいたのだが そのうちの少なくとも1人は、 このバルセロナ方式ではなく ニューヨークの風呂敷方式を採用していた。 ニューヨークの風呂敷方式には この最新のバルセロナ方式が導入されておらず 風呂敷にヒモがついていない。 そのため 風呂敷の四隅を、いちいち一つずつ掴まねばならず… バルセロナ方式の隣人に かなりの遅れを取っていた。 (しかも、ニューヨークの帽子でニューヨークらしさをアピール) おまけ (ニューヨークにはこういうバージョンもあります。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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