激指に解けなかった(?)
知り合いから電話がかかってきました。今月号の将棋世界の詰将棋サロンのある作品の事でです。優秀作に選ばれた作品でしたが、解いてやろうと思ったけどなかなか詰まず、しばらく考えたけれど「これは本当に詰むのか?」と疑いを持ったらしいです。上図の作ですが、そこで激指に解かせてみたそうです。(そこに至るまでの経緯というものを詳しくは聞いていなくて、勝手にいきさつを書いては本人の名誉を損ねる事になるかも知れません。彼は僕より将棋が強い人だし過去に難解な詰将棋も解いている人です)そして激指は「詰まない」と答えたという話でした。その事を電話で話されて僕は初めて今月号の詰将棋サロンの問題を見ました。詰パラの解答順位戦は不参加だしどうもだらけています・・・「最近はさっぱり手が見えない」と思っていましたが、不思議な事にその問題だけは何故か2~3分くらいで作為に入る筋が見えてきて5~6分くらいであらかたの変化が整理出来ました。この時だけは詰将棋解答選手権に出てもいいくらいの力を発揮したかも知れません(?)。まあ詰将棋だからこそ詰ませられた訳で、実戦の局面だったら「詰まない」と即断したに違いありません。「いかにして、詰む形になるか?」という事を考えて、これしかないという手順に入っていったという感じです。彼の使った激指は最新作らしいのですが「俺のパソコンが調子悪いのか?」などとも言っていたし、この作品がコンピューターの盲点に入るような代物なのかもよく分かりません。 (5)