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カテゴリ:レース生活
F1はストーブリーグの真っ只中。
フジTVやにわかF1ファンは佐藤琢磨の去就が気になって仕方がないようだが、 あんなヘボはF1にはまったく必要ない、と思ってるんで謎の11番目のチームが あるのかないのか、なんてどーでもいいことで。 ドライバーも有力どころはみんな決まって、業界ではスタッフの移動に注目がいってる。 一番人気は、今季最速マシン(けど壊れるけど)の呼び声高いMP4/20を作ったマクラーレンのエイドリアン・ニューエイの去就だ。 来年1月でマクラーレンとは契約切れ。 もうF1には飽きただの、今度はヨットの設計だの言ってはいるが、実績のない ヨットの設計に金を払うほど世の中は甘くはない。 やはりF1マシンの設計をやってナンボの人間だろう。 しかしマクラーレンでは、来年は今年型マシンの継承開発ではっきりいってニューエイ の出番は少ない。 それで金もらえるんだから、こんなに楽な商売はない、って考えもあるだろうが デザイナーたるもの自己顕示欲の塊りだから、再び一から設計したマシンでシーンを 席巻したいものだろう。 ということで、この空力の鬼才が移籍する可能性は高いと考えられる。 狙っているのは古巣ウィリアムズ。 そりゃトロロッソ(元ミナルディ)だってミッドランドだって有能デザイナーは ノドから手が出るほどほしいだろうけど、資金面でまったく実現性はない。 勝つことをちゃんと知っていて、しかしいまひとつマシンに力がないチームといえば やはりウィリアムズだろう。 もちろん時代の名機FW14Bでの大成功は両者にとって忘れられないものだろうし、 合い寄る接点は多いと考えられる。 来年は非力なV8エンジンで、能力的にはどこのメーカーもドングリの背比べ状態 だろうと予想され、非ワークスエンジンであるコスワースを搭載したマシンで、 グランプリで勝利すれば、それはイコールシャシーの有能性を示すものであって、 ニューエイの力量の優秀さを示すものだからだ。 特別ウィリアムズに思い入れはないが(っつーか嫌いなチームだが)マクラーレン はもっと嫌いだし、それに社会人の風上にもおけない裏切り者バトンと、それを 擁護する非常識なホンダに一泡吹かせてやるのは痛快ではないか! だもんで、ニューエイには是非ともウィリアムズに復帰していただきたいのだよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.10.23 00:20:34
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