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テーマ:ミニカー大好き(3236)
カテゴリ:ニュルブルクリンク24h
「クルマを買う」とゆー行動原理のない今の若僧にはわからんハナシだろうが、オッサン達が若僧の頃には、借金してでもクルマを買うどころか、クルマ買ったらアフターパーツでドレスアップするのが常識だった。
サスいじったりマフラー替えたりとその範囲は止め処もないが、誰もがやる基本中の基本がタイヤをインチアップしてアルミホイール履くこと。 今でこそ扁平タイヤに純正アルミホイールがデフォの車が多いけど、バブル以前は鉄チンホイールに82タイヤってのがデフォだった。 82タイヤと扁平タイヤだのインチアップだの説明すると沼になるのでスルーするが、要はクルマ買ってタイヤが新品状態の段階でもオートバックスとかオートテックに出掛けてって平気で扁平タイヤとブランドアルミホイールに交換してたわけだ(バブルっぽいな) 当時人気のタイヤといえばブリヂストン・ポテンザとヨコハマ・アドバンが双璧。 そこからダンロップ・ルマンと降りてきて(為替によってグッドイヤー・イーグル、ピレリ・Pゼロが間に入って)オーツ・ファルケン、トーヨー・トランピオとゆーヒエラルキーだった。 オーツもトーヨーもレース活動してたし、2強より若干グリップ力は劣るゆえ対摩耗性に勝り、金額的にも背伸びしないで済む選択肢だったんが、何しろ借金してまでもクルマを買う時代である。 オーツ?トーヨー?と鼻でせせら笑って上級タイヤを買ってたわけだ。 その鼻でせせら笑ってたファルケンがいつの頃からかニュル24時間レースの冠スポンサーだよ。 まあファルケンは今じゃオーツを吸収した住友ゴムのブランドなんだが(故に住友はダンロップとファルケンの二枚看板を持つ)だったらわざわざファルケンなんて持ち出さなくてもダンロップブランドにすりゃあのに、ダンロップと云やあルマンのイメージがあるから3大24時間レースのふたつも独占しちゃあって遠慮してんのかと思ったら違った。 欧州でのダンロップブランドの使用権はグッドイヤーが持ってて、スポンサーフィーを払ってる住友ゴムがダンロップブランドを使えるのは欧州北米圏外とゆー棲み分けなんだって。 だもんでファルケンを押し立てるしかなく。 ファルケンズ。 協賛メーカーがチーム作って参戦ってあんま例がないよね? エブロ1/43 日産スカイラインGT-R "2001年ニュルブルクリンク24h 129位" #44 長谷見昌弘 / 木下隆之 / ローランド・アッシュ / ダーク・ショイスマン もうね、今さら昔のレース記録漁っても全然でてこねー。 ファルケンのニュルサイトから総合129位、ネットに漂ってたニスモのプレスリリースから車両が2000年のスーパー耐久のチャンピオンマシンにニュル規定の幅広タイヤ装着のためオーバーフェンダー追加工したってのが辛うじてわかっただけ。 あと2000年にJGTCを引退した長谷見昌弘にとっては全日本とか世界選手権といった格式のラストレースだったんじゃねーかな? スパーク1/43 ポルシェ911(997) GT3R "2015年ニュルブルクリンク24h 3位" #44 ピーター・ダンブレック/ヴォルフ・ヘンツラー/マルティン・ラジンガー/アレキサンドレ・インペラトーリ 時代は下って2015年。 R34のあと2007年からZ33にスイッチしたあと2011年からポルシェを使うようになったファルケンチーム。 正直R34での5位フィニッシュのあとは延々二桁フィニッシュと低迷を続けたが2014年に最高位4位を記録する。 その時のドライバーラインナップをそのまま維持して臨んだ2015年、ついに3位表彰台を獲得。 ダンブレックとインペラトーリは全日本F3やスーパーGTに参戦してるのでまぁまぁお馴染みさん。 残る二人はルマンやポルシェカップに参戦してるポルシェ使い。 ダンブレックはルマンで宙を舞ったことでも有名。 スパーク1/43 BMW M6 GT3 "2017年ニュルブルクリンク24h 8位" #33 ピーター・ダンブレック/アレキサンドレ・インペラトーリ/ステフ・デュッセルドーフ/マルコ・シーフリード この年からポルシェ911に加えて2台体制となった2017年。 僚友ポルシェは他車と接触しリタイアするものの、M6はレース最終盤の豪雨にもめげずしぶとく生き残って8位完走、って情報うっすー。 ニュル24hレースってぶっちゃけ世界選手権でもないし長いことやってはいるものの結局ローカルレースってことで雑誌もたいして取り上げないしネットアーカイブも不十分で情報薄いんだよね(TT) ベルテンポ別注hpiレーシング1/43 ファルケンスカイラインGT-R "1991年N1耐久 総合2位" #13 村松康生 / 桂伸一 参戦カテゴリーは違えど現在まで続くファルケンチームのカラースキームの元祖。 ファルケン?なにその二流ブランド(笑)と思ってた時代のクルマ。 フロントフェンダーの今は亡きオーツタイヤ(OHTSU)ロゴが泣かせる。 ほかにも当時はブランド通称だったKYB(当時はカヤバ工業、現KYB)とか富士鉄工(富士鉄工所→フジユニバンス→ユニバンス)とか日産系部品メーカー勤務だった人間には懐かしい名前ばっか(笑) ポルシェとBMWの2018年モデルもスパークからリリース予定だけど、まあ今のから大きな違いもないだろうし優勝したわけでもないし、まあ買わずともいいかなぁ。 次はメルセデスAMGとかアウディR8とかに車種が変わったらだなぁ。 むしろ当時完全スルーされちゃったZ33とか出してほしいよなぁ。 それとスープラも。 今さらMテックの買うのもなんだし、スパークはスープラの簡易型あるんだから作ってくんねーかな。 昔オーツだった頃は鼻で笑ってたファルケン。 今やダンロップと知ったらリプレースタイヤとして選択肢として全然有りじゃん、とか現金なもんだが、実際のところウチのクルマの変態的なタイヤサイズは作ってないのよね~残念。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.07.29 19:37:40
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