子供のころからずっと関西にいたこともありましたが、春になったと感じるスポーツイベント、関西からのものが多く、甲子園球場での春のセンバツ、大阪府立体育館の大相撲春場所、そして、宝塚(仁川)の阪神競馬場で行われる競馬G1レースの桜花賞。
今年は桜はもう散ってしまいましたが、いつもお花見がてら、阪神競馬場へ弟と出かけていました。 東京での暮らしがはじまり干支が一回りしても、そういう思いは同じなのかもしれません。
去年も書いたかもしれませんが、学生時代、桜花賞のとき、阪神競馬場でアルバイトしていました。 馬術部という特殊なクラブにいたからでしょうけど、今となっては貴重な経験でした。 厩舎監視といいまして、馬体重の検査が行われる5時間前から、出走される馬の1頭を担当し、5時間ただ監視というか見るだけのアルバイト。
おとなしく立っているのか、いらいらしていないか、汗はかいていないのか、そんなことを報告する立場にいました。 いまも後輩が、がんばっているのだとおもいます。
そういうことを行っていたころ、優勝したのはエルプスというかわいい逃げ馬でした。
20年以上経ちました。
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さて、本題にはいります。
http://www.jra.go.jp/JRADB/accessO.html
オッズをみるかぎり、3頭の人気が拮抗している模様 (前日前売りオッズ)
5番 オディール 4.8倍
9番 リトルアマポーラ 4.6倍
10番 トールポピー 4.0倍
桜花賞のコース、三角のおむすびのようなコースでスタート直後のカーブでポジション争いに殺到して魔のハイペースになるというのは去年までの話。
スタートが向こう正面にかわり、比較的長い直線からのレースになるので、ペースとか傾向とかは、今年を境に変わるものとおもわれます。
ペースや展開のあやに左右されることは以前より小さくなり、枠順の有利不利もなく、実力どおり、力強く走る馬がきっと勝つのでしょう。
まだ牝馬に負けたことがないというリトルアマポーラ。わざわざ東京の競馬場へレースしにいったのは、2ヶ月先のオークスを見越してのことだろうといいように解釈しています。
コース実績もあるし、3勝しているし、実力的には一番かとみています。
トールポピー、オディール、ともに1ヶ月前のチューリップ賞の2着、3着。
トライアルレースをトライアルらしく走った感じがするのと、昨年12月のG1レースから、3ヶ月休養してトライアル、そして桜花賞というローテーションは使い減りしていないこともあて好感もちます。トールポピーは、1着か2着ばかりという安定感から、こちらを上位にみて、9-10が本線。5-9 5-10が押さえ。
武豊が乗るはずだったポルトフィーノはすごく気にしていたのですが、出走取り消しになったこともあり、迷うのはやめました。
思わぬ馬がつっこんでくるかもしれませんが、このレースは上位の馬が順当にとみました。
馬の名前の由来とか、少し調べてみました。 レースに勝つと名前にはくがついたりしますが、そういう風格を感じるのが出てくるのも楽しいことです。
アマポーラ スペイン語でひなげし
オディール チャイコフスキーのバレエ「白鳥の湖」の黒鳥の名前から
(ちなみに白鳥はオデット)
BGM: チャイコフスキー バレエ組曲「白鳥の湖」
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ジェイムズ・レヴァイン