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カテゴリ:不易流行
曲水や本間主馬宅での歌仙など行事のある日々以外は、義仲寺無名庵にて江戸から帰ってくる二郎兵衛を待ち、ひっそりと暮らしていた訳だが・・ 長年 主の居なかった期間もあり、当然かなり荒れ果てていたに違いない。その義仲寺無名庵には一面雑草も生え 『笈の小文』の旅中、芭蕉が美濃を通過したときに入門して以来の門人で、 今は京に住む維然と、同じく美濃生まれで芭蕉が幻住庵に入った頃入門した 破戒僧?支考などの気の置けぬ弟子は その僅かな間を惜しみ、孤独に浸る師匠を訪ね来て、 としんみり心情を吐露し、更にはその狭い四畳半に蚊帳を吊るし、
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Last updated
November 11, 2020 04:42:46 PM
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