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2007.04.20
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カテゴリ:生命科学
いい線いってると思ったんだけどなぁ~

というわけで,今日は鶴見で会議であった.
午前中,大学院生A君K君と実験セミナーである.
二人で3時間かけて,入念な打ち合わせを.

A君はしばらく分野が代わるのであるが,
事前の予想以上に楽しいことが判明したらしい.
科学の本質はディスカッションである.
ディスカッションはしばしば,異分野の人と
行ったときに大きく飛躍する.

K君は順調におもしろいデータを集めている.
少なくとも分析超遠心のデータはかなりおもしろい.

だが,そのK君の論文がなぜか今日J Biol Chemより
不採択通知となって,メールが届いた.
くっそ~~~~.


私見であるが、今回の論文はreviewer二人とも構造生物の
専門家にまわったようである。前回のJMBのときには、
逆にNMR構造解析の妙にディテールにくわしい査読者に
まわったせいで、CYANA構造計算に関して不必要に
マイナーコメントがつき、それがreject原因となったようだ。
今回はテクニカルな面、ディテールについては一切
悪いコメントはなかった。唯一、生化学アッセイを含む
相互作用実験がネガティブであったことが、
"lack of biological implication" "too speculative"
として忌避されたようである。
だが、構造生物学の醍醐味のひとつは、より多くの検証可能な
仮説を提供するために立体構造を提供することであり、その
存在価値はいかにおおくのspeculationが提供可能かという
ことでもある。構造生物学が他の生物学研究の説明をするため
の学問ではなく、他の生物学により多くのアイデアを提供するための
学問となるためには、speculationを許容するような雰囲気ができな
いとまずいと思うのだが・・・・構造生物学者自身がそのような
自覚を持たないと分野全体での足の引っ張り合いにつながりかね
ないと思うのだがいかがなものであろうか?

分野全体での足の引っ張り合いといえば、某Nature誌上での
スイスの大御所先生のタンパク3000批判記事と、それに実名
入りで賛同コメントを出した日本のNMR大御所の先生のことなども
記憶に新しい。あの記事のもつ強大な影響力が、タンパク3000
の後継プロジェクトの公募方法・審査方法などに多大な影響を
与え、それにPiyotaはかなり大きく振り回されたのだ。
だがどのみち日本の予算配分は「富むべきものが富む」という
方法でしか行われないのかもしれない。ため息がでるなあ・・・


だが移動その他に体力を食われて,京都に帰る
新幹線の中でカウンターアタックをかけるだけの
気力が出ない.人には,体力を含めリソースには
限りがあるなあ・・・.






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最終更新日  2007.04.25 13:12:08
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