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カテゴリ:生命科学
本日も朝から予定満載の日々である。
まず、午前中。 午前中は、Piyotaが務めている大学院の修士課程第二期募集の入学試験の試験監督である。英語の時間の試験監督であり、二時間のあいだ、内職をするわけにも、メールチェックするわけにもいかず、試験会場で監督するのである。実はPiyotaは試験監督の間の時間つぶしが得意、である。この二時間、適度に見回ったり出席をチェックする以外は、何もすることがない。何もすることがないが、監督要領やら実施要項などのプリントの裏など、メモ用紙には事欠かない。つまり、メモ用紙を使いながら、考え事をしたり、論文の下書きの文書をひねり出したりなどの、純粋な思考作業にはもってこいなのである。どうも、まわりにいるひとが何かをまじめに考えているようだと、その雰囲気が伝わってきて脳が活性化されるようである。そう考えると、過去、センター試験の監督の時に考えたことなども、実はすべて論文化に成功しているのである。試験監督の時間は、実はPiyotaにとって貴重な戦略考察と創造の時間なのだ。なお、センター試験の試験監督って退屈ですけれども、その時間を有意義に過ごす裏技を編み出しました。誰が見ているのかわからないからここではかけないけれども。 あと、これはまあPiyotaのくせなんだけれども、考え事をするときや、人とディスカッションをするときには、なぜか(あとでみて意味がわからなくなることも多いのだが)箇条書きではなくどちらかというと図形的・模式図的な落書き、をすることが多い。考え事をするときも、かならず落書きをする。これをきちんと残しておくことが大事なような気がするのだが、この落書きを非常にしばしばよく無くす。これはまずい。ちゃんとしたノートをつくればいいのかもしれない。 さて、来年度うまくしたらうちのラボに合流してくれる腕利きポスドクの人にどんなことをやってもらったら面白いのかを一応考え終わったところで、午後の部に突入である。今日の午後は、まずその修士の学生さんたちの面接。来年度、うちの分野に来てくれそうな学生さんを面接して、10分間話を聞く。まあそれなりにそれなりであったが、基礎知識はともかく意欲は買うことにした。失敗したかもしれない。一緒に面接官をしてくださった、膜分野のI先生と、それでも新人のパワーとバイタリティーに期待しようという話になる。 それでもって午後二件目。バイオシグナルセンターのS先生・K先生のところの学生さんの学位審査発表会があるというので、それを聴きにいってコメントをすることになった。うちの大学の学位審査は、持ち時間20分のうちの10分を発表に、10分を質疑応答に、という形式である。短い時間にかなり濃い内容をきっちりまとめなければならないのだから、かなり厳しい条件が要求される、とPiyotaが思うのだが、もうひとつの演題のほうの副査であったF先生などは、「もっと厳しく長くやらないとだめなんじゃないの~?」みたいなことを仰っていた。PiyotaはY市大のときに今はSという製薬企業にいるF君の学位審査会で4時間30分の審査会をやってみんなへとへとだったんだよ~という話をした。 それもちょっと、ね。 そのあと、療養中の大学院生のIさんとか、進路で悩んでいる別の大学にいるFさんの複雑なメールとか、同業者の間ではKYかもと疑われているFさんの上司のヒトのメールとかに、時間を割いているうちに、ほぼ終電の時間になってしまって、へろへろになった。ともあれ、明日は蛋白研に測定に行くのである。辛いけど頑張るのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.02.17 00:11:33
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