HERBIE HANCOCK / POSSIBILITIES の謎
1日に何度も日記を書くと、よほど暇か仕事をさぼっているかのどちらかだと思われるのでとても嫌なのですが(両方だ)、明日は地方だし、どうしても今書いておかないと、きっと書かないので。。。タイトルのCDは最近発売されたものです。ジャズ・ピアニストのハービー・ハンコックが旬のアーティストに声をかけて、一緒につくりあげた豪華きわまりないアルバム。1.Stitched Up featuring John Mayer2.Safiatou featuring Santana and Angilique Kidjo3.A Song For You featuring Christina Aguilera4.I Do It For Your Love featuring Paul Simon5.Hush, Hush, Hush featuring Annie Lennox6.Sister Moon featuring Sting7.When Love Comes To Town featuring Jonny Lang and Joss Stone8.Don't Explain featuring Damien Rice and Lisa Hannigan9.I Just Called To Say I Love You featuring Raul Midsn (also featuring Stevie Wonder on harmonica)10.Gelo No Montana featuring Trey Anastasio オープニングのジョン・メイヤーは、最近アメリカで若手実力派としてならしているロック(ポップス?)の人。アルバムはギターと乾いた歌声で軽快に始まります。次がラテンロックの雄、サンタナとアンジェリーク・クジョー?そして、若者に人気のポップ歌手クリスティーナ・アギレラがしっとりとって感じで、ポップでノリの良い曲から若者に人気の人・・ってな感じが続きます。ジャズ評などでは、いつまでも時代にどん欲で、若々しくエネルギッシュな快作などとコメントされていたような。今日、これを iTune に取り込んでCDに焼いて聴いてみました。するとすると???いきなり静かなピアノから始まるのです・・・。ありゃ、CD焼くのに失敗したか~。ちゃんと10曲入っていたのにな~、トラブル~??などと思いつつ、パソコンの中のiTuneのファイルを調べると、もともと取り込んだ時から順番が下記のように変わっていたようだ??5.Hush, Hush, Hush featuring Annie Lennox3.A Song For You featuring Christina Aguilera8.Don't Explain featuring Damien Rice and Lisa Hannigan1.Stitched Up featuring John Mayer7.When Love Comes To Town featuring Jonny Lang and Joss Stone4.I Do It For Your Love featuring Paul Simon9.I Just Called To Say I Love You featuring Raul Midsn (also featuring Stevie Wonder on harmonica)2.Safiatou featuring Santana and Angilique Kidjo6.Sister Moon featuring Sting10.Gelo No Montana featuring Trey Anastasio 最初の3曲はとてもジャジーに静かなんです。パソコンの不調かなと思いつつ、音楽業界の新定説を思い出す。試聴機の普及とともにアーティストはアルバムの1曲目、2曲目にノリの良い曲を持ってこざるを得なくなったとか。大体の人が試聴機で1曲目、2曲目くらいを聴いて、購入するかどうするか決めるかららしい。ふーむ。もし、それが関係しているとすればiTuneに取り込んだ曲順変更こそ、ハービー氏の真のアルバム構成だったりして!!やるなハービー!と思いつつ・・・大御所ハービーすらそうしなければいけないとすれば・・・こりゃアーティストは大変だ。そういえば、このアルバム、裏にスターバックス・コーヒーのマーク(広告?)があったり、印刷が妙に荒かったりと変なんです。最近、ジャズ雑誌とか買っていないから分からないけれど・・・。CDを買ったみなさん、是非、曲順変更して聴いてみてください。こっちはジャズ~って感じにきこえます。真実はどうなんでしょうね。