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カテゴリ:成功するためには
社内で支店の新任次席に対する研修をすることになった。
対象者は男性に絞っていたのだが、社内通知を出した後に、某支店の女性の次席から、自分は研修に参加しなくてもいいのか?と問い合わせがあった。 この研修を仕切っている代理は、「女性次席の研修参加について、案内を漏らしていた。失敗した。」と落ち込んでいた。 その様子を隣で見ていた自分は、「失敗してしまったことは今さら仕方ない。すぐに課長に報告して、追加で参加させるか? 今回は参加を見送るのか?相談した方がいい。」とアドバイスをした。 代理が課長に相談したらしく、戻ってきたので、「課長はなんて言ってた?」と聞いたところ、課長は「参加希望であれば参加させてあげあればいいんじゃないの。」とのことだった。 課長の認識では、女性の次席に案内をしていなかったことは失敗ではなく、参加希望者が出てきたので、彼女らの参加意欲にきちんと対応するために、追加参加させる、というスタンスだった。 これを見聞きして、『代理は失敗と捉えていた』が、『課長は参加表明を斟酌して参加を認める。つまり、案内漏れの失敗ではない、と捉えていた』。 同じ事実であっても、捉え方やスタンスによって、全く違ったものになる。 他の部署から、この追加案内について聞かれた時、代理の答えは『失敗』だが、課長の答えは『失敗ではなく、参加意欲を汲み取って、適切に対応』となる。 さすがは課長。この思考回路は勉強になる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.09.06 19:57:30
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