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テーマ:猫のいる生活(136451)
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それも戦前の方が年少だったり凶悪だったケースが多いです。 戦前だから、教師の権限は絶対かと思ったら、あにはからんや学校で暴れて手がつけられない学生も居たのです。 これを止めさせようとする教師ともめごとに。 生徒200人が校舍のガラスを割り投石しピケを張り大暴れ。 ようやく深夜0時前に教師が謝罪していったんは治まった。のですが...翌日になり、校長が生徒に反省を促したが生徒たちはあくまで教師の非を唱えて、またもや不穏な様子に。 校長は下校命令を出したが生徒は従わず、講堂に集結して教師を閉じ込め吊し上げをはじめました。 講堂の照明を誰かが消したことをきっかけにまたもや生徒400人が暴徒化。 ガラスを割り投石し教師5人を殴ってケガを負わせたのです。 校長が通報して武装警官が駆けつけ午後11時前にようやく治まった。 3日間の臨時休校の後、校長命で全校生徒870人のうち退学者4人を含む437人の処分を発表。 これが火に油を注いだのです。 納得行かない生徒は集結し、一部は暴徒化して大暴れ。 結局、生徒の処分軽減と校長の退職、全教師への行政処分で収拾されると云う事件がありました。 むしろ戦前の方が平気で犯罪に手を染める者が多かったのです。 刺青もいれる。 美人局(つつもたせ)、恐喝、窃盗、空き巣とダイレクトな犯罪にいそしんだのですな。 団長はなんと女性。 名は「夜嵐お節」こと中川きよ子。 19歳です。 副団長が「隼お静」こと白山静江(20歳)、参謀格は「夜嵐の銀太」こと笹原清(26歳)、輩下に「朧月夜の蔦」こと大橋つるえ(18歳)、「文学お柳」こと小山柳子(19歳)、「スピードの金太」こと館山常子(20歳)等々。 美人型の「夜嵐お節」を某デパートの売子に仕立て、丸ノ内の採炭会社重役にお妾さんを世話すると渋谷キネマで見合させ250円を詐取したり、大学生や文化学院学生に色仕掛で近づき洋服代や小遣銭をせしめる。 カフエー、喫茶店で知合つた客にはどしどし家へ押しかけ空巣、お目見得、美人局。 稼ぎ高は団員一同の遊興に費っていました。 公園、神社仏閣、空家などは分かりますが、ミルクホール(パンと牛乳屋)、しるこ屋、おでん屋とは! この辺が、現在の不良と違って、時代感を抱かせますなぁ。 何一つ不自由のないお嬢さんが、濃厚に口紅などつけて銀座その他に出て、まるでストリート・ガールのように男をひっかけて歩いていたのです。 警察が検挙した実例にはこうした話が無数にあります。 堅実な家庭として見られていた中流社会の子女が、もっとも多いのが特徴なんです。 戦前は女学生が援助交際や不純異性交遊をしているケースが多く、それを見たキリスト教圏の外国人が驚いたそうです。 貞操観念が強くなったのは、西洋文化が入ってきて、さらに戦後GHQがアメリカ化を進めた後の話らしいですから、概念的にはアメリカと日本が逆転していたことになります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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