|
テーマ:猫のいる生活(136684)
カテゴリ:カテゴリ未分類
運行時間をきちんと守ることでは世界最高なのが日本の鉄道のいいところですが、悪いところとして有名なのは朝夕の通勤ラッシュ。
今ももちろん大変ですが、60~70年代の高度経済成長期の混雑っぷりもなかなかのものがあったようです。 と云うか、あの時代は今よりもっとすさまじかったですね。 私は大阪ですが、国鉄(JR)の阪和線なんか、朝夕は走行中もドアが開きっぱなし(考えられませんが、当時は黙認されていたのです)の電車の取っ手にぶら下がって行き来したとお袋が云うてました。 これは日本一の混雑率です。 阪和線の杉本町~天王寺間、1964年度の平均乗車率が289%「最高混雑列車」は380%だったのです。 これは72年の「スト権スト」で止まった電車から降ろされる女性。 スト権ストとは、ストライキ行為を法令により禁止されている(公務員である国鉄職員はスト権を持てない)労働者が、ストライキを行う権利を求めて行うストライキです。 とにかく当時の国鉄職員と云うのは、今では考えられないくらい態度が悪かった。 ほんとうに信じられないくらい悪かった。 切符を買うとき、つり銭を投げてよこすなんて日常茶飯事でしたよ。 1970年の山手線、朝8時半の様子。 ちなみに、私が初めて東京に行って品川プリンス・ホテルに泊まった時、朝食をとりながらJR品川駅を見ていて、ホームに溢れる群衆に"おぞけをふるって"朝のアポイントメントをキャンセルする電話した覚えがあります。 しかし東京の人はましですね。 大阪では現代でも、大阪駅を除く大阪の駅では、あんな風にきちんと並んで、来た電車が満員だと列を乱すことなく、次の電車を待つなんてしません。 とにかくムリでもなんでも割り込んで、乗り込みますし、だいたい並ばない。 電車来るまでは並ぶのですが、電車がホームに入ってきた途端、列はてんでバラバラになります。 これは大阪人気質の最も悪い典型ですね。 これは1970年代の東京の「押し屋(おしや)」の様子。 押し屋とは、朝夕のラッシュ時に、列車の扉に挟まりかかった乗客や荷物を車内に押し込む人のことです。 特に通勤時間帯なんかは学生アルバイトが数多く雇われていました。 この「押し屋」と逆の役目をする「剥がし屋」と呼ばれる職業もありました。 すでに満員になってる電車に無理に乗ろうとしている乗客やドアからはみ出している客を文字通り"引っ剥がす"役目です。 押し屋が剥がし屋になったり、その逆のケースも存在します。 こちらは現代の北京の地下鉄の通勤ラッシュの画像。 この駅は北京市内の路線と郊外への路線の乗り換え駅となっており、そのため利用者が集中する特にラッシュのひどい駅とのこと。 こういう風に階段まで鈴なりになっています。 並んでると思ったら、電車が来たらたちまち列は総崩れ! やっぱ中国ですなぁ~うん!大阪駅以外の大阪の駅もこんな感じやんか(笑) 整備工事で閉鎖になった大阪の中之島公園。そこに暮らしてた約70匹の子供たち。 心あるボランティアのご尽力で「猫の部屋」と呼ばれる仮住まいを得ることができました。 すこしずつ里親さまも決まってきてますが、まだまだ多くの子供たちが良いご縁を心待ちにしています。 なを「中之島公園の猫たち」では恐縮ですが現金によるご支援は一切お断りしております。 「公園ねこ適正管理推進サポーター制度」が実施されています。 そちらのリンクもありますので、大阪市在住の方はぜひ見てください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|